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ダジャレをPR戦略に

【伝説のPR職人】のハスカです。



■今なぜダジャレか(1/2)
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来年からダジャレの愛好家ブロガーと連携して、ダジャレを使ったPR戦略を新メニューとして提案していこうと思います。

「日本初のダジャレPR」といえば大げさですが、誰もこのようなユニークな試みはやっておりませんので楽しみではあります。しかし、成功するかどうかはやってみないとわかりません。

この方とはブログを通じて知り合ったものですが、本職はシステムエンジニア(SE)の技術系の人。趣味で「ダジャレ」専門のブログを開設しています。

神戸からわざわざ上京してもらって打ち合わせを行いました。その人にしてみればこれまで趣味で楽しんでいたものがビジネスになるとあって大変な驚きだったのかもしれません。

今から思うと、私の口説き方も大変オーバーなメール内容でした。

「あなたがどこまでダジャレを真剣に取り組んでおられるかは存じあげませんが、まちがいなくダジャレはPR戦略の中核になり得ます。ご興味があれば一緒に組みたいと思います」

「ダジャレの才能をビジネスに活かす時代がきています。お互いのスキルを連携して日本初のダジヤレを使ったPR術を中小企業や商店に提案していこうではありませんか。ご返事をお待ちしております」

なぜ今ダジャレがPRになり得るのかといいますと、

[1]不況で宣伝費が捻出できない今日、ダジャレこそ格安なPR技術である
[2]ダジャレは活字媒体に最適。説明を要するのでその分記事が長くなる。
[3]ダジャレのもつユーモア精神で世の中を明るくしたい。これPRの本質。


と考えたわけです。何よりもお金がかからない点が節約志向のこの時代に受けるのではと。

通常、PRの実施には何かと付帯費用がかかります。イベントなどそのいい例でしょう。場所代、人件費、道具使用料、その他いろいろと目に見えない費用がかかります。ダジャレは人間の知恵ですからお金はかかりませんが、それなりの時間とエネルギーは必要です。

ダジャレの源泉はアイディア。私の持論である「PR広報はアイディアそのものであって、アイディアの出ない人はPR広報職につくべからず」はこのダジャレ考案でも大いに発揮されるでしょう。

■ダジャレを使ったPR例(2/2)
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ダジャレを使ったPRとは具代的にどんなものなのか。実際の新聞記事を「食品」のカテゴリーから拾ってみました。これらはほんの一例で、新聞には毎日 のように多数の掲載事例があります。地方紙はダジャレ記事のオンパレード?

●「さきいか」で交通安全

福岡県警博多臨港警察署は秋の交通安全運動期間中に、道行くドライバー向けに「Tシャツとさきいかのセット」を配って交通安全を訴えた。なぜ「さきいか」か。さきいかをつまみに酒を飲んで運転を、という意味ではない。「無理するめ (スルメ)ぇ!我先行か(さきいか)ずに ゆずりあい!」というキャッチフレーズにその狙いが込められている。臨港警察署は海に近いので毎年海産物でPR。昨年は「事故ゼロを目指して」で「めざし」を配布したという。

http://www.news24.jp/articles/2009/09/18/07144035.html


●さば寿司を「サバイク」で宅配

大阪府豊中市にあるサバずし専門店「鯖や」はサバの模型を付けたバイク「サバイク」で実演販売している。デパートやスーパーの食品売り場が販売の舞台。 サバイクだけではない。「サバばばーん」という名の自作CDや、おいしいサバの見分け方などの豆知識を冊子「家庭のサバ」も用意する凝りよう。
http://www.torosaba.com/

●ハニカミランチ

プロゴルファーの石川遼クンがハニカミ王子と呼ばれていた時、ダイワロイネットホテル和歌山にあるレストラン「サンクシェール」が、歯の衛生週間(6月4~10日)に合わせ、歯科医師と共同開発した歯の健康のための特別ランチメニューを提供して話題を集めた。咀嚼学という観点から玉置歯科医院の玉置医師のアドバイスでホテルの総料理長がレシピを創りだした「ハ(歯)ニカ(噛)ミラ ンチ」は全部6品がつく。歯の衛生週間限定で2000円。

http://www.daiwaroyal.com/senqchere/  

●イナバウアーそば

静岡のそば屋「丸浅(まるあさ)」はトリノ五輪金メダリストの荒川静香選手の「イナバウアー」にちなんで、「イナバウアーそば」を売り出した。反ったのように揚げたえび天が「イナバウアー」のようだと人気。大根おろしと梅干しが日の丸を、金箔(きんぱく)がメダルの色を表す。エビは串で刺し、反り返らせて揚げる。
▽商品画像は
http://tinyurl.com/94vvbz

●裁判員セット

福島県郡山市にあるすし店「海味(うみのはな)」が、今年5月から始まった裁判員制度のPRに一役買おうと新メニュー「裁判員セット」を開発。「いかに裁くか」のだじゃれで、「イカ」「カニ」「サバ」、ひらめきがあるようにと「ヒラメ」など握りを6カン、こちらは裁判員。手巻き3本は裁判官に見立て た。ノリは裁判官の法衣を表現。茶わん蒸しもついて価格は1138円(いいさいばん)。
▽商品画像は
http://s-pr.com/room/sushi-1138.jpg

私が一番好きなダジャレは「裁判員セット」。寿司職人の世界は腕と味に誇りをもっているはずで、王道にそれたようなダジャレは嫌う傾向にあるのでは。 「寿司屋と裁判員制度」という異色の組み合わせ。その落差にマスコミが飛びつかないはずがありません。

来年2月のバレンタインデー。そのダジャレ愛好家は「黒と白」を「コクハク(告白)」と読ませたいという。

それならと私がひらめいたのがスコッチウィスキーの「ブラック&ホワイト」 だ。飲みやすくマイルドな酒で、ウイスキー入門者、若者向けに人気の酒だ。

東京・赤坂に「薩摩黒白」というとんかつ店がある。黒白と書いてクロッパクと読ませる。
 ▽http://gourmet.blog.suntory.co.jp/002015.html

さきほどのダジャレとつなげてみよう。バレンタイデーに、告白したい男性を赤坂のとんかつ店「薩摩黒白」に誘い、「ブラック&ホワイト」をご馳走しながら○○。その心は「告白」したかったからと。とんかつ店では夢がないからとおっしゃる方もいるかもしれません。ここはそういうたとえ話ですからご容赦ください。

つまり、PRしたい側から考えると、「ブラック&ホワイト」販売側は「バレンタイデーにはブラック&ホワイトで告白を」とやればいいのだし、「薩摩黒白」側は「とんかつ好きの男性を薩摩黒白に誘って告白しよう」となるわけです。

バレンタインデー=女性の告白=コクハク=黒白
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たまたま、話の中でこういうダジャレが出てきて盛り上がっただけのこと。考えればいろいろ出てくるはず。

このようなダジャレ的発想をPR素材の主軸にすえる、そう考えてもいいのではないか。ただこれをビジネスモデルにするにはどうすればいいか、これは別問題ですが、とりあえずやってみようということで意見の一致をみた。

ダジャレをPRに使う場合、大事なことがあります。そのダジャレ内容が「時代性」「今日性」「時事性」「季節性」「社会性」などが表現されているかということ。ここが最大のポイントです。

ただ面白ければそれでいいというようなエンタメ性だけではNG。あくまでメディアが報道することを前提としたダジャレでなければ意味がありません。

ダジャレを通して「世相をあらわす」ことが極意。ですので一笑に付すつまらないダジャレは文字通り「駄洒落」に「駄」がつくのであって、われわれが提案する作品は「駄」のつかない、上質な「シャレ」になっている必要があります。われわれの試みにご賛同いただけますかな、中小企業の経営者の皆様。

来年から、ダジャレをPR戦略に使う新しい手法を世に送り出したいと思います。