pricoa-report

熊野三大神社 。   の、お守りです。




昨日は、また掃除と片づけ。


でも、西の部屋とかあの怪しい棚は、

もういいから。


今日は、ここ。


このコクヨのでっかい棚。


棚の一角。



ここ。



いつも、横眼で、(ちろ)と見ると、


気になる。


手前に、サージェントのポスタを置いた。


だから余計に、気になる。



そうだ!




pricoa-report

めりー・クリスマス。。。なのだ。



光る石ころを、転がして遊んでる暇なんて無いんだ!


ここを探検しよう。。。



サージェントを少しズラして、



ガラス戸をスライドさせた。



1つ、1つ。


そう言えば、


ちょっと前にもここを触った。


ちょっと前って言っても、


随分前かも知れないな。


数年前かな。


ま、そんなのどうでも良い。


今日、今、


ここをこうして開けたいから開けてるだけの話。



たくさんの物言わぬ物たち。



レトロな箱。


レトロな本。


全て私のものではないけれど、



それらの持ち主が無き今は、



これらのものいわぬ存在を、


少し配慮して、


綺麗にしたいなと思うだけ。



1つ、1つ。


手に取る。


赤い包み紙。


青い包み紙。


これらは、粉薬とかを包んだ油紙。


本当にレトロ。


レトロだけれど、


きっと青は青。


そして、赤は赤。


その色、そのままに、


ずっと、黙って、ここにこうして、存在している。


色を観たかったけれど、


開封したら申し訳ない感じもしたので、


そろりと整えて、


棚の奥の方の、


日差しの当たらない場所に置き直した。



pricoa-report






pricoa-report

でも気になるし。。。。


開けたろかな。 ちょこっと、赤だけでも。。。


むふふ・・・




pricoa-report

1000枚もあるの。。。すご。

折り紙っていっても、鶴、ちょうど千羽作れるね。

1日、1羽で、1000日かかるよ。


あじゃり様の千日カイホウみたいやね。。。

3日に1羽にしとこ。 飽きてくるから。 きっと。。。



pricoa-report








良く、この油紙で、おり紙して遊んだ。




pricoa-report





それ、思い出した。


だから何か作る時、


この油紙を使わせてもらおう。




pricoa-report




誰も怒らない。


怒る人はいないし。


。。。


パッケージは、大きいのや小さいの。


さまざまな状態。。。


こうして丁寧に、慎重に触るのは、


もしかして初めて。



触るに触れない気分だったから、ずっと。



だから、



この一角を触れるようになったのは、



多分、私が少し強くなれたからかも知れない。



そんなこんな考えつつ、



真剣に、



まるで、時限爆弾の接続コードを触る時の、


特殊捜査班の人みたいな気分で触った。





pricoa-report
         
                     ICUから一般病棟に移った時の枕もと。

                     右手は点滴してるから、左手で日記を書きました。





。。。



読んでみたいタイトルの本は、


そろり、


サージェントの傍らに置いた。


古い時代の本の方が、


正直に真髄を記載している。


そういう場合が多い。


だから、昔の本は好き。


数値データとかそういうのは、


最新が一番だけれど、



核心に至る真髄は、


かび臭い、ホコリ臭い、


後からミューズで2度洗いが必要なほどの、


そういうページに、



こそっ☆  と書かれていたりするもの。



手の汚れなぞ、



綺麗に洗ったら、元通りだ。


送料無料 ロクシタン 選べる3個セット:ローズ キャンディローズ/フォンダンバニラ 定価6300円
¥4,880
ロクシタン







手の汚れを気にしていたら、



知りたいこと、作りたい植物、



そういう未知の世界への道は遠のく。



それ分かってるので、



素手で触れる。


掃除道 (PHP文庫)/鍵山 秀三郎
¥540
Amazon.co.jp







土は素手ではあまり触れないけど、



本とかのホコリなら平気。



。。。



pricoa-report





やっぱり思い出す。



あの時の、チャー・シューの言葉。



( ホコリで人はなかなか死なないよ。 )



pricoa-report





。。。



そんなの思い出し笑いしつつ、



しかし手元は最大に注意しつつ、



指先で、



そろりと、



色んなのつまんだりした。




pricoa-report






。。。



ちゃんと蓋してなくて、


はみ出ている容器もあった。



これ何て呼ぶか名前忘れた。



往診に行くとき、


アンプルとか注射器とか入れてた奴。



全く使わず、新品のもある。



綺麗に窓からの光を反射させる。



これは、鉄なのかな、アルミなのかな、



ずしりと重い。



ちっちゃいのに、ずしりと重い。



重いのには理由がある。



大切な道具を入れるものだから。



中に入れた、



アンプルやら注射の道具やら、



人様の命をお守りする道具、



往診かばんの中で、


ちゃんとガードするには、



これくらいの重量と硬質が必要最低限。。



。。。当時はそうだったのだ。



今は知らない。



新品のがあまりに綺麗なので、



ちょっと頂戴します。



1つだけ貰った。


。。


どんどん探検した。



どんどん開拓した。



今はいない父の遺品。



遺品と言うと、おっかないが、



正味、そうである。



私はちっともおっかなくないけれど、



気の弱い人とか、



観たら心臓とかに悪いかも。



とか色々考える。



しかし、そんな次元の低い配慮は、



これからの時代に必要ない。



物事の本質に近付きたいなら、



見たくない情景でも、



見ないと通れない道もある。



未知の事知りたいのに、



安穏と、暖房の効いた部屋で、



ソファに横たわったりして、



例えば、



惨劇の様子とか、


寒波で凍結する街路樹とか、


なぎ倒された電信柱とか、


そういうのを、



安穏として平然と眺めるのは、


それできるのは、


人間くらいじゃないかな。



だから、



私も人間の端くれなので、



日常、



例えばテレビのニュースなど、



安穏として観る時もある。



じりじり反省などもするけれど。



対岸の火事とか、



手前に海や川のある日本。



そこに生息する私なので。



どうしても安穏。



安穏から、もう少し変容して、



ささいなカタチで良いから、


ちょっとでも何かのお役にたてたら、


それはそれで嬉しい。


嬉しいから、また頑張る。



しんどい時もあるけれど、



じりじりがんばる。


そしたら、


また、


道の途中とかで、


色んな人に出逢う。



出会う人は、皆、


色んな素敵な事を教えてくれる。



だから元気をもらって、



また、


てくてく、とろとろ、



途中の草花とか手にとりつつ、


道草しつつ、


てくてく進む。



人それぞれ、



歩くルートは違っても、



何らかの影響で、


何らかのトリックみたいなもので、



サマンサの鼻ツンツンみたいな感じで、



もしくは、おっかない雷の逆鱗で、



人々の、ルートは交差する。



メビウスの輪がさらによじれたような、



それぞれのルートは、



見えないけれど、



この時空に散らばっている


不思議な粒の影響で、


ツン! と交差する。



そういうのが、


人とのめぐりあわせだと思う。



そう思っている。



。。。



そんなこんな思いつつ、



何だか不思議な、


あまがえるの手鏡みたいな、


ちっちゃいレンズとか、



出てきた。



pricoa-report







ちゃんと箱におさまっている。



大笑いした。



だって本当に、あまがえるが使いそうなサイズ。




pricoa-report







これは、、、



そうか。



あの、レトロな顕微鏡の、



あれの備品達だなぁ。



ガラスの容器の中で、



顕微鏡は、ぽつねんとそこにある。




pricoa-report





確か。。。



幼稚園の時。



随分年上の兄と喧嘩して、



かなり悔し涙を流していた。



私の大好きな、


ハイクラウン・チョコを、


兄が内緒で食べたのだった。


怒りのブレイクスルー―「青色発光ダイオード」を開発して見えてきたこと (集英社文庫)/中村 修二
¥560
Amazon.co.jp

怒りのブレイクスルー―常識に背を向けたとき「青い光」が見えてきた/中村 修二
¥1,680
Amazon.co.jp





しかも、その箱には、



当時、大好きなフェアリ・カードがついていて、



チョコも好きだけど、



私としては、



フェアリ・カード欲しさに、


ヒッシでおねだりして大量に買い占めていたのだった。



肝心のフェアリ・カードは、


どこをど~探しても、出てこないけどもね。



恍惚の人 (新潮文庫)/有吉 佐和子
¥660
Amazon.co.jp







。。。



で、泣いている私に、



父が。



( 庭に行って、葉っぱ1枚、持っておいで。 ) とか言った。



泣きはらしつつ、



何か、柔らかい、手でちぎれるような、


常緑樹の、丸いフォルムの葉を。



1枚だけちぎって、



父の処に持って行った。




そして。



( これ見てごらん。綺麗やから。 )



とそそのかされて、



半泣きの瞳で、


うるうるしながら、



覗き込んだ。




キラキラした緑。



広がる葉脈。



何て綺麗なんだろ。



私の見えてた葉っぱは、



もっと良く観たら、



こんな世界が広がってるんだ!



葉脈。


緑。


黄緑色。


流れる感じの、黄緑色の粒みたいなの。


植物の神秘生活/ピーター・トムプキンズ
¥3,990
Amazon.co.jp





。。。



チョコを盗っ人された怒りなんて、



天空の彼方にすっ飛んだ感じだった。




[新装版]一流の条件/山崎 武也
¥1,050
Amazon.co.jp





。。。



あの時の、残像は、


今も、


思い出せる。




pricoa-report







それほど、



キラキラと、



広がる世界だった。





pricoa-report





。。。



しかして、もしかして。




今、この部屋の隅っこに、



でっかいガラスのふたの中、



ぽつねんとうつむいたまま。



黒い、うなだれた、物体。



顕微鏡。



最新のじゃないけど、



今のと比べたら、おお笑いされるだろうけど。



しかし。



私の肉眼なんかより、



ずっと、はるかに、



未知の世界を教えてくれるのだ。




。。。



とても反省した。



今度は、私が、うなだれた。



うなだれて、



反省の涙を流しながら、



探検を続行した。




pricoa-report







出てくるのは、顕微鏡の備品みたいなのばかりだった。



。。。


そしてそれらは、



セツセツと、


私に一生懸命、


そのフォルムという言葉で、



何か訴えかけている感じがした。



pricoa-report







。。。



もう今日は、このくらいでやめとこかな。



あんまり泣いたりしたら、


変なウィルスに入り込まれて、


風邪ひいて、


熱出したら、


嫌やからな。。。



とか変な逃げ口上も思いついた。




pricoa-report

焼き過ぎ。。。





ⓒ 2008 chiecororine / pricoa-japan



後半へつづく。