果物売り場などで、





ネーブルオレンジとかが、





山積みになっている光景を見ると、






いつも、

思い出す。







モニカ・バレンシア。



その名の通り、


スペインの人。






彼女は、


フェアりー・ディキンスン大学での、英語コースが一緒だった時があった。



金髪のショート・ヘア。


ブルーの瞳。


スタイルも良く。


いつもそれを強調するような、タイトなミニで。


何故か、


パンプスなのに、


レース飾りのついた、白いショートソックスだった。



。。。



モニカとは、


最初、


あんまり話しなかった。



私が、


いつも、


( おはよ☆ )


とか、


( ハイ☆ )


とか、


ヒッシこいてご挨拶して仲良くしようとしても、


モニカは、


あんまり、お話してくれなかったよ。





。。。う~~ん。  何でかなぁ。





あたし、モニカに嫌われてるのかなぁ。


くすん。



。。。とか色々、もやもや悩む瞬間もありましたが、



そうこうするうちに、


モニカととても仲良くなりました。







ある時、


カフェテリアかどこかで、


モニカに尋ねました。


  。。。。  ね。   何で最初、あんまりお話してくれなかったのかな?




そしたら。



モニカは、



少し黙ってから、



恥ずかしそうに言いました。



 。。。 それは。


     スペイン訛りの英語が、恥ずかしかったから。


     chiecoroとは、


     ずっと、お友達になりたいと思ってた。


     でも、私は、訛りがひどくて。。。





  いつの間にか、


  2人とも、


  たくさん涙を流していました。




  そんなに気にするほど、


  モニカは、


  訛っていなかったと思います。



  でも、当人はとても気にしていたんですね。



  私は私で、


  そんな事など想像すら出来ず、



  気ぐらいの高いスペイン女めっつ。。。


  とか内心、腹立ってた時期もあったのです。




  ヨーロッパ語圏の人間は、


  やはり英語の習得は、

  
  さほど困難ではないです。


  でも。


  モニカも私も、


  同じ英語コースで、


  外国語として英語を学ぶという立場は、


  どちらも同様に大変な事でした。



  お互いに、


  英語がなければ、



  話をして、


  分かりあえる事に至れなかったかも知れない。



  そう思うと、



  あの時、



  大泣きしながら、



  2人で、


  ごめんね、ごめんね、



  と言った、



  あの日の事は、



  今も、



  バレンシア・オレンジを見たりすると、



  思い出します。





  モニカ・バレンシア。




  気が強いのに、



  スペイン訛りの英語を気にしていた彼女。




  今も、



  ナイスボディで、



  ハイヒールでしょうか。




  素敵なマダムになっている事と思います。




  私の大切な、



  スペインのお友達。



  懐かしい記憶の、ひとしずく。



  虹   コスモス