さて、千島樺太交換条約が締結された所迄お話は進みました。
復習ですが、徳川幕府は腰が引けて樺太を譲る代わりに千島列島と交換した訳です。
その後、ペルーが黒船で来航し明治維新が成し遂げられます。
アメリカは南北戦争が勃発したため、アジアへの植民地政策は後退して行きます。
日本は、日清、日ロ、第一次世界大戦と連戦連勝して行きます。
日ロ戦争で、高橋是清大蔵大臣がユダヤ資本から日本国債を購入して貰い、日本は戦費を確保出来ます。
ここで重要なのが、日英同盟も役立った事です。
当時の、船の燃料は石炭でしたイギリスで取れる石炭が世界一優秀でした。（いわゆるハイオク）
イギリスは、ロシア帝国へは、この石炭を売りませんでした。
この為、品質の悪い石炭しか調達できませんでした。
日ロ戦争で勝利した日本は、南樺太を取り戻します。
続きは次回へ