こんにちは、SAKURAです花

皆さん、台風は大丈夫でしたでしょうか?

台風は過ぎ去りましたが、
今月末までゲリラ豪雨が継続するみたいですので、
窓の近くに電化製品がある方は、
外出の際は必ず窓を閉めてくださいねにこ

さて、本日のSAKURAレポートは
「欧州担保要求問題」です。

これは、欧州でくすぶっている「ユーロ共同債」や
イタリアの債務問題、フランスの格下げ懸念・・・
などと同様、欧州圏に大きなショックを
起こしかねない問題です。

どんなショックを起こすのか?
みていきましょうイェーイ

ことの発端は7月21日に決定した
「ギリシャ向け第2次支援」。

ギリシャ向け第2次支援って何だっけ?
という方に・・・
もう一度整理していきましょう♪

【ギリシャ向け第2次支援】
●第1次支援終了後の2012年から2014年半ばまでの
3年間で総額1600億ユーロの支援

内訳
①EFSF(欧州金融安定ファシリティ)と
IMFによる融資・・・1090億ユーロ

②民間投資家による
ギリシャ国債の交換・再投資・・370億ユーロ
ギリシャ国債の買い戻し・・・・・・126億ユーロ

③融資の返済期間を7年半から15年~30年延長、
融資金利を3.5%に引き下げ


①のEFSFはユーロ加盟国で
構成されているのですが、
その中で格付け会社による
格付けが「AAA」なのは、

①ドイツ
②フランス
③オランダ
④オーストリア
⑤フィンランド
⑥ルクセンブルクの6カ国です。

この6カ国の中で「フィンランド」

「ギリシャさん、私たち、
あなたの浪費財政が気にいらないの。
そんなあなたたちのために
お金を垂れ流しにしてたら、
国民もカンカンだし、政権も経済も危なくなるの。
7月に第2次支援が決定した時に
担保を要求してたのは既に承認されたけど、
追加の担保を要求するわね~」と、
融資をする代わりに追加で担保を要求しました。

もちろん、これは融資の返済を
確実にするための担保です。

先ほども言いましたように、
「AAA」の格付けを持つため、
フィンランドには「発言力」もあり、
EFSFの「信用力」のカギも握っています。

また、この第2次支援には
各国の議会の承認が必要となりますので、
フィンランドがギリシャ支援に関して
「NO」を突きつける可能性もあります。

要するに、フィンランドは
「AAA」の立場をうまく利用したのです。

そして、8月中旬にギリシャは
このフィンランドの担保案を受け入れ、
現金で担保を差し入れることになりました。

すると、オーストラリア、
オランダ、スロバキアなども
「担保差し入れがモデルになるなら、
我々も要求する」と追随して
担保を請求する方針を打ちたてました。

すると、一部の国からは
「ユーロ圏共通政策からの逸脱」
と反発する声も。

それでは、ここからは、この担保保証問題は
どのような行く末になるのか、
私なりにまとめましたので
続きは↓から探してみてくださいね下


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