こんばんは、SAKURAですにこ

今回は、初の試みなのですが、
今週のポイントと見通し(主に金ですが)を
週初めの今日、レポートとして
アップさせていただきますびっくり!!

土・日・月と市場がお休みだったので、
簡単に・・ですが、
先週のおさらいをしたいと思います。

7月11日(月)
前週、ストレステストで
「イタリアの銀行が不合格するのでは?」
との噂がマーケットで広まり、
欧州債務問題がとうとうイタリアに波及した
との見方が広がったことや、
英FT紙が「欧州の首脳がギリシャ国債の
デフォルトを容認する案について協議する」
と伝えたことによる
ギリシャを取り巻く環境の悪化により、
EUのファンロンパイ大統領は
ギリシャへの新たな支援策と
イタリアへの市場の圧力に関する
懸念拡大を協議するため、
EUの当局者の緊急会合を招集しました。

そして、格付け会社、S&Pは
8月満期の国債償還不可なら
直ちにソブリン格付けを最低の「D」に
引き下げる方針を示しています。

またムーディーズも
米議会が債務上限の引き上げで合意できず、
米国がデフォルトに陥った場合には、
信用格付けを「Aa」の範囲に引き下げる
公算が大きいとの見方を示しました。

こういった世界経済が悪条件の中、
PIIGS(ポルトガル・イタリア・アイルランド
ギリシャ・スペイン)のCDSが
過去最高を更新しています。

また、雇用統計が事前予想を大幅に下回る
ネガティブサプライズもあって、
「金」を資産として買う動きが高まりました。

7月12日(火)
日中取引の引け間近、
スペイン国内の6行がストレステスト不合格の公算
との報道があり、ドル円は80円割れドーン

夜間取引が始まった途端、
国内商品もパニック的に売られました。

しかし、程なくECB(欧州中央銀行)や
中国がユーロ圏の高債務国の国債の
購入を行っていること、
また、ユーロを買っているとの噂が流れたことで、
パニック的に売られた国内商品が持ちなおし、
NYタイムでFOMC議事録が公表された際、
追加緩和策への必要性を示唆した内容が
盛り込まれていたことから、
金を中心に商品へ資金が流入し始めました。

(ECBは昨日、15日までの週に
債券の買い取りを行わなかったと
公表していますので、
欧州圏高債務国の国債買い取りは
単なる噂でした、申し訳ございませんでした。)

7月13日(水)
中国の景気鈍化懸念が騒がれていたましたが、
午前に中国の鉱工業生産、
小売売上高、Q2・GDPが発表され、
全て予想を上回る結果となり、
むしろ追加引き締め策を
懸念する声も聞かれました。

NYタイムにはバーナンキFRB議長の
議会証言があり、昨日追加緩和策について
「QE3はFED(連邦準備制度)
にとって選択肢の一つ」と言及したことや、
議会で債務上限の引き上げ問題の
協議が難航したため、更にリスクが選好され、
商品は買い進まれました。

7月14日(木)
午後中盤に78円半ばで推移していたドル円が
米銀とみられるドル買いで79円60銭まで急伸し、
商品も上伸しました。
NYタイムではバーナンキFRB議長の
議会証言(2日目)があり、
「インフレは現在昨年末より高く、
措置を取る用意はまだない」
「FED(連邦準備制度)は本日、
新たなQEを提案しない」と昨日と打って変わって
QE3について「現段階では消極的な姿勢」を
みせたことで、QE3発動を期待して
買われていた金は急落しています。

しかし、「債務上限の引き上げ問題」が
連日協議されているにも関わらず、
合意に至ることはなく、NY金は8連騰。

7月15日(金)
先週から今週にかけて起きた
様々なイベントをこなし、
この日は欧州ストレステストの結果の公表が
最大の注目をあびた1日となりました。

事前予想では10~15行が不合格となっており、
市場ではこの不合格8行という結果が
「不透明感を残すものとなった」との見方に変え、
NY白金以外の主要銘柄に資金が流入しました。

7月18日(月)は東京市場は休場でしたが、
NYは金曜日の流れを引き継ぎ、
時間内で1600ドルを突破し、
1607.90ドルまで高値を更新しています。

さて、SAKURAが考える
今週の注目ポイントですが、4つあります。

気になる方は
下の3つの中から探してみてくださいねにこ

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