リクエストのゴムです。

コメントにてリクエストを頂いたので
久々に、気まぐれなゴムいってみます

まず、最近の動きは・・・
5/17に250.9円
5/28に288.6円
6/9 に253.6円
6/16に286.7円
と、上下を繰り返し、現在は、
275円付近でウロウロとしております。

東京ゴム　日足

チャート画像は株式会社オーバルネクストのWin-Station(R)
によるものです。当該画像の著作権は同社に帰属します。

Wトップなのか？
Wボトムなのか？

このゴムに関しても賛否両論ありますが
あくまで僕なりの見通しを書いてみます

まずは、ここしばらくの上昇の背景は・・・

『外部環境主導のつれ高』

と見ておいて良いかと思います。

実際に中央ゴム市場の集荷量は
日量30万トン前後の低迷状態が
続いており需給逼迫感は変わらず。

つまり、需給で見れば買われても
おかしくない地合いですが、
ゴム特有の産地要因を考慮すれば
現在の11月限は増産期にあたり
期近と違い、値を伸ばしにくい・・・。

その環境下で、中国が週明けから
「端午節」により休場となった事で、
国内は出来高が閑散となっていた。

そんな中、石油が動意づき上伸
したので、ゴムは薄商いの中、
一気に投機相場化し上昇した。
正に”閑散に売りなし”の様相でした。

では、来週以降はどうなのか？

東京ゴム　日足　均衡表+STC＋200日MA

チャート画像は株式会社オーバルネクストのWin-Station(R)
によるものです。当該画像の著作権は同社に帰属します。

流れは足元のサポート確認と
見ておりますので、まずは
転換線と基準線の位置、
つまり、270円の下値確認と見ます。

これは、6/14の大陽線を伸ばす際に
一気に、転換線・基準線・Dトレンドを
抜いた事で上昇に弾みがついたため
まずは、これが下値になるかの確認。

もしダメなら、最終ラインとして
支え続けている200日MAの位置
263円付近までの下落も考えられる。

本来なら、季節柄ジリジリと安値を
更新していく時期にあたりますが、
現在のゴムは、直近の需給逼迫から
そう大きくは下げられないと見ています。

長くなってきましたので、結論的には・・・

『押し目買い方針』

と見ております。