本当に色々ありすぎーの毎日。

あっという間に半年が終わったのも納得だね。

 

 

いつだったか、息子のチェロを買いました。

その前日、お友達宅でお夕飯をご馳走になったので演奏でお礼。



このカワイコちゃん、全然違うところにいたのにわざわざ演奏中に目の前のど真ん中に来たの〜。
お前はニンゲンなのか?そうなのか?そーんな可愛いお顔してるの〜。


お友達には

「ケチな私、安いチェロを買っても二束三文にしかならないから$600のチェロを買わずに$300のレンタル費払っているのーー」

と話していて、とうとうレンタル料金を払うのがおかしい3年目になりましたのでこの度購入〜!となったのですが、借りていたチェロ、$600じゃなくて$2,000だった(笑)

これに早くに気づいていたとしても買うことにしたのか?はさておき、私みたいな素人が音色を聞いてわかるのだろうかと不安でしたが結果・・・

 

わかりました。

わかっちゃったの。

いっそのこと、わからなくてずっとごまかしながら生きていくのもありだと思ったのだけど、わかっちゃったのです。

 


まず息子が借りていたのより少し高級なビギナークラスのチェロを2点と、狙いを定めてきたチェロ1点を出してくださり、お値段を見ずに息子に弾いてもらいました。

 

私は防音室の片隅に行ったり、目隠しをしたりしながら、「値段なんかにごまかされないぞ!」と耳を澄ましていたのですがわかっちゃったのです。

 

 

1つ目は借りていたものより高価だったけど新品のチェロ。これはわかりやすかった。

 

2つ目はビギナー向けではあるけれど中古だけに音の軋みのようなものがなくて、カラカラしていないというか。一つ前のよりもうんといい。でもその前の週に息子のチェロの先生がここにあるチェロを全部弾いて試してくれて、レンタルするならこれが一番おすすめだけど買うほどのものではない、と写真にコメント付きで送ってもらったものだった。実際聞いてみるとその意味がわかる気がする。

 

で、3つ目。目隠しの私に息子が弾いてくれた時はこの順番じゃなかったのだけど、これだけは違いがわかりました。音の出来上がりつつある中古を探していたのだけど、これは新品だからまだ音が硬い感じ?というのかな。なのに、残りの2つより全然違うの。人の声のよう、というか、無理がない、というか、これを弾き込んでいったらもっといい音になるんじゃないかな、という素人の私の感想でした。

 

 

これなら次のレベルのチェロにいきたくなるまでしばらくは使えそうだし、先生曰く「今のチェロよりも音の表現力がよくなるから、もっと弾きたいとか、もっとテクニック練習したいとか、そうなるよ」と。実際にそこのお兄さんにも似たようなことを言われました。ピアノが専門だという彼でしたが、チェロの知識が半端なくこちらも勉強になり、むかし父が妹に買ったバイオリンが目の飛び出る金額だったので、そんなお買い物ができない私は買い替えの時のアドバイスも頂きましたが、このクラスなら次のステップに行く時にスムーズだと教えてくれたので安心して購入〜〜。。



ま、この次のレベルを買うのはきっと本人になるはずだし、ずっとこれを大事に使ってくれるのも嬉しいし、とにかく私がチェロを買ってあげるのはこれが最初で最後になりそうです。そう思えばいいお買い物だよね。



で、チェロを選んだ後は弓を選ぶというお仕事が残っているのですが、そこでも私はブラインド視聴させてもらいました。数百ドル〜数千ドルまで。結構幅広い。だけど心もお財布も納得のものが見つかりました。

 

 

とにかく8月のコンサートまで、弾き込んでくだされ!

ママの任務、これにて終了〜〜。