あー、もうLAに着いてからはなんてエキサイトな一日だったのでしょう。
娘に「聞いて!聞いて!」と言われてたのに「えー、アイドル?」とずっと聞く気になれず、お写真を見せられて誰がいいかと聞かれても「この人とこの人以外はママの好みじゃない」と突っぱねて来たのに、一度ミュージックビデオを見るともう歌とダンスのとりこに。それからどんどん聞くようになって今度は歌っていない時の彼らを沢山見るようになるとますます大ファンに。もうみんな可愛くて大好きです。
きっと彼らのファンは、期間が長かれ短かれ、みんな同じように好きになっていったのではないでしょうか。
1月から毎日聞きまくってきたこのボーイズ達と同じ街に居るというだけで嬉しくなり、まさに夜には実物の歌う姿が見られる!というだけで、家族3人の一体感が生まれました(笑)
実際にはお席からステージが遠すぎてお顔の表情までは見られなかったけれど、とにかく彼らからもらうエナジー、他のファンからもらう一体感で、あたかもチームスポーツをした後のような興奮や達成感みたいなものもありました。
行く前から何を歌うかわかっていたけれど、24曲も生で聞けて、本当に幸せ!カナダからLAまで行った甲斐がありました。
好きな人達は朝から来てグッズを買ったり他のイベントに参加するみたいだけど、私は33年ぶりのLA、子供達は初めてなので、LAXに到着してからまずレンタカーで短時間観光に連れて行きました。
レンタカー屋さんではその日の気分でヒュンダイを予約していたのですが、見つからないとのことでトヨタに変更(笑)
そしてキャッシャーで「21歳のお誕生日おめでと!」と冗談を言われたので、ダメ元で「わーい、バースデーディスカウントあるんでしょ?」と聞くとホントに10%割引してくれた上に、予定の返却時間を1時間もオーバーしていたのにそれもサービスしてくれた。ラッキー☆
あちこち観光して事前に購入していたスタジアムの駐車場に着く前の道路がすでにもう長蛇の列。5:45pm。7時半のスタートなので間には合うでしょう〜。
車を停めてローズボウルのスタジアムに入れたのが6:30pm。
娘は、物販も気になる、でも並んでいたらきっとショーが始まる、仕方ないからもうお席に行こう!と中に入ることにしたのですが、先日アマゾンでアーミーボム(コンサートライト)を購入したら詐欺にあい、商品が届く代わりにアマゾンから返金があったのでここまで来たのに娘が不憫〜〜と今回はお席で待たせて私が並んで“あげて”甘やかす事にしました。
ファッションセンスのない娘はもうそろそろお年頃なのに男の子の目も気にならないみたいで彼らのロゴ入りのお洋服を平気で学校に着ていけるタイプ(笑)
せっかくなのでTシャツやフディーも合わせて買ってあげようと列に並びながら商品を選んでいました。
すると開演30分前の7pmになり「今からはライトしか売りません〜」と。多分この列みんなのお買い物対応をしていたらショーが始まっちゃうからライトだけさっさとみんなに売ってあげようと思ったんじゃないかな?
私の前にはまだ何人も居て私も間に合うかどうかわかりませんでしたが、まぁ私は遅れてもいいやと並んで“あげる”事にしました。
さぁあと5人で私の番だという時になんと「クレジットカードの回線が壊れてしまいましたのでキャッシュのみの対応となります」と!
ライトしか買えなくなったあげくに、キャッシュを持ち歩かない私はライトすら買えないのか!と思っていると、なんとパスポートを入れているポーチからワシントン大統領($1札)が見えるではないですか。だけどどう見ても薄いので大した額はなさそう。慌てて前の人に「ライトがいくらかわかりますか?」と聞いてお札を数えるとなんとなんと$60あった!お陰様で電池込みで$57のライトを買ってあげることができました!これは私のバースデーラックだろうなぁ!
お席に戻ったのが7:28pm。ライトと自分のお席番号をスマホでペアリングして実際にショーが始まったのがその後10分後ぐらい。
娘にとって初めての彼らのコンサート。私もめちゃくちゃ楽しんだけれど息子も娘も喉を枯らすまで楽しんでくれて何よりでした!
母親目線で言うと、RMはやっぱりこの日も優等生でした。最後、あともうひと押しで泣かせられそう!だったのですが、彼はこらえました。
そして泣いてしまったJiminちゃん。ずっと「こんなに方向性の違う自分達がここまで来れたのが奇跡」だとRMが言っていたのが気になっていたのですが、彼も色んな辛い事や葛藤があってここまで来たけれど、ARMY(ファン)がここまで喜んでくれた事でやっぱり感動して涙が出ちゃったんじゃないかな、と予想。
そして最近ずっと心配だったVちゃん。彼は最近いつも他の6人と上手く交われてない気がしていて、他の6人もなぜかあまりVちゃんに絡んでくれてない気がずーっとしていたのですが、この日は久しぶりに楽しんでいるVちゃんを見られて、やっぱりどんなにプロフェッショナルでも悩んでいる時、辛い時、吹っ切れた時、楽しんでいる時のお顔は違うなぁと少し安心できました。
今回トークは少なかったけれど、みんな少しずつ英語を勉強しているのが伝わりました。そして観客席のウェーブをすごく喜んでくれていました。
私にとって彼らはアイドルとかスターとかというよりは、とても身近なアジアの星。こんなにアジア人が受け入れられるなんて私の学生時代には考えられませんでした。そして彼らのコンサートは私にとってのディスコ(笑)娘には伝わりませんでした。
きっと私達の街には来ないだろうけど、LAにはまた来る!と言っていたのでまたその時を楽しみにしておこう♪
ちなみにこれもお節介な親目線で、ARMY達はほとんど(汗)彼氏ができなさそうな我が家の娘みたいなタイプのお嬢さん達ばかりでした(笑)そうかと思えば、男性ファンも沢山居てビックリ。よく娘も「BTSが好きな間は絶対結婚できないわ」とよく言ってますが、一つだけ言えるのはみんな元気!
この元気なエナジーが、常にポジティブな方向へ向いていてくれますように。そして彼らが今までのように、これからも良い方向に導いてくれますように♪
長い長い、母目線のコンサートレポートでした。