ご訪問有難うございます。
アラフォー介護福祉士マリリンです。
先日ある利用者様が永眠されました。
1週間前にトイレで多量の下血があり
その後も出血が数日続き
検査に行かれたばかりでしたが
原因が分かる前に逝ってしまわれました。
食事が摂れなくなったため
御家族を呼び看取りケアに入るかのカンファレンスを朝に行ったのですが
その午後に亡くなられたのです。
私はその日10日ぶりくらいにその方のおられるユニットの担当になり
介護させていただいたのですが
そのご容態から余り長くないと感じつつも
御家族が傍で見守っておられたのと
翌日も出勤するからと
最期の暇乞いをしてこなかったんです。
暇乞いといっても
これまでの感謝を伝えたり
御苦労やお気遣いを労ったりというささやかなものです。
しかし
奥ゆかしく思い遣りがあり
いつもたたみ物のお手伝いをしてくださり
皆が食事が終わるのを見届けてから
自室に戻られ
優しく温かい声で控えめにお話しになっていたA様
最期もA様らしく残された人達を気遣われ
本当にあっさりと天に戻られました。
遠方の御家族も集まれるゴールデンウィーク中だったのもそうですし
食事や排泄の介助を要したのもほんの数日のみで
具体的には書けませんが
私にも配慮して下さったんじゃないかと
思えてしまうこともいくつかありました。
又、最後の最後に私に一つ初めての課題を与えて下さいました。
知人にも自分の亡くなる日を決めて去って行ったんじゃないかと確信している方がいて
その方は元上司で牧師をしてらしたのですが
プロテスタント教徒を絵に描いたようなキリスト者であり
とても温かい人でした。
A様やその元上司、以前ブログに書いた叔父もそうですが
自分の引き際を決められる人が一部
確かに存在するのではないかという気がしています。
存命中の行いが良かったからなのか
前世での行いが良く産まれる前に決めて来られたからなのか
よく分かりませんが…
A様は吐き気とめまいで苦しんでおられ
こまめに見守りに伺い
腰が痛いと仰ったのでしばらく傍について擦って差し上げたりしていました。
喉の渇きにはスプーンで小さな氷を口に運ぶと
お辛い状況であったにもかかわらず
「冷たくて気持ちがいい」
と仰ってくださり
その場がホッと和んだひと時もありました。
昼食にはA様の食べたいと仰っていたメニューを用意したところ
看護師の介助にてスープを一口、口に含まれました。
当日は日中ニットに介護士2人の対応、
看護師もフル出勤日だったので
比較的丁寧に介護させていただけたのではないかと思います。
御家族が遠方で寂しい思いをされていましたが
御家族や御親族の方々もいらっしゃり
お孫さん曾孫さんにも見守られて
旅立たれていかれたのはお幸せだったと思います。
今頃ご主人がお迎えにいらして一緒に天国への道を進まれているのでは…
私も晩年はA様のような奥ゆかしく優しいお婆ちゃんになりたいと思います。
A様大変お世話になりました。
本当に有難うございました。
御冥福をお祈り致します。