アイデアであっ

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5つの短い連作歌曲集、5曲合わせても5分もない。
この中でネズミの唄と詩人の唄は以前に取り上げたことがある。
潜水人形とは何だろう。
詳しいことは分からないが水の中に浮かぶおもちゃ、あるいは海上での救護活動の訓練に使う人形らしい。
それにもまして分からないのがそれぞれの歌とどういう関連があって潜水人形というタイトルにまとめられたのか見当もつかない。
それぞれの歌の歌詞はナンセンス、駄洒落とことばの遊びと造語がいっぱい出てくる。
脚韻を踏むとかそんな上等なものではなく、もちろんそれもあるが、音を転がして楽しんでいる。
原語のフランス語でも抱腹絶倒にちかい滅茶苦茶なことばづかいをどうこねくり回してもまともな日本語に訳せるはずがない。
何とか工夫を凝らして何となく分かるような分からないような訳文ができた。
つじつまが合っても合わなくても、意味不明で足を踏み外しても、インスピレーションで感じるしかない。
詩を書いたのはレオンポールファルグ、1947年11月24日、71歳で亡くなったまともな詩人。
≪EricSatieLudions≫。
1ネズミの唄アビ、アビルネール君はかけがえのない存在だよ白いとっとかあちゃんきれ、きれいなはげしわ目、よその子のお父ちゃんの目きれ、きれいなはげしわ2憂鬱街角の古い公園そこには雨の目には寂しげに見えるベンチがあり悪天候の海が座りこんでいるそれはブロンドの乙女意地悪だけどちょっといかす女まあ退屈な奴だけどね無価値を象徴するキャバレーでの情景それが僕たちの人生そのものだ3アメリカの蛙アメウイカの蛙がコール天の鼻眼鏡をかけて僕を見つめている美し唐フかけらもないでかいかたまりのギョロ目懐かしさを誘うラブラブの匂いがラルブの箱詰めから立ち昇るそんなラブラブの場面では演奏をひかえていたカサドシュのことを僕メール友達は考える君はテーブルについて見張っているヴァングロール蛙の魂とは君の黄金の眼鏡をかけて僕を見つめている泡なのさ4詩人の唄詩国で僕は自分の私心に触れた僕が君に願うのは死人しじんになるなってこと5猫のシャンソン赤ん坊みたいな動物ティラ、小さな大きくない子ティルラン小さな御領主さまママには可愛い厄介者ティルランちょっとだけ小鹿のようまっ白々で小さなブーブー語の達人かな私の子ブタちゃん私の小さなブーちゃん私の小さなブーブー語の達人窓を越えて飛んだ鼻づらをこわばらせて鳥が切り抜かれているのをとさかの上に見りないからさティルロ小さな大切かもしれない存在小さなかたかたまり小さなこんぐらいの器私の子ブタちゃん私の小さなブーブーちゃん私の小さなバケツ入れ