
建設業者
鳶職の人からタイル工まで、建設にかかわる
あらゆる業種の職人さんたちへのインタビュー。
納期と費用を圧縮され、
なかなか本領を発揮する場面は制限されてしまうようですが
そんな中でも「難しい設計ほど燃える」という、職人魂は今も健在。
読んでいて何より感じられるのが、
自分の仕事へのプライドと、他者の仕事へのリスペクトです。
溶接工の人のプライドをいかに傷つけずに検査結果を伝えるか
「コンパニオンがお酌するように」慮り、工夫するという非破壊検査技師さん。
安全な作業に必要なものは、思いやりと語る鉄骨鳶の職人さん。
鉄筋工に頭を下げて、スリーブ(塩ビ管)を入れさせてもらいながらも
心臓から血管を一本一本つないでいくかのごとき配管にプライドをもつ給排水設備屋さん。
仕事のこつは、実測と大工さんとのコミュニケーションという
家具造作屋さん。
だれも一人ではできない。
みんなで互いに思いやりながら仕事ができる人が
どこの世界でも優秀な人なのですね。