生活習慣病とは、生活習慣(life style)が要因となって発生する諸疾病を指すための呼称、概念である。ここ
で生活習慣と言っているのは、食事のとりかた、水分のとりかた、喫煙、非喫煙の習慣、運動をする、しないの習
慣等々のことである。各国で同様の概念は用いられており、例えば英語、フランス語、ドイツ語ではそれぞれ、英
: lifestyle related disease、仏: maladie de comportement、独: Zivilisationskrankheitと言う。世界の人々
の生活習慣というのは、地域ごとに、きわめて似通っている場合もあれば、大きく異なっている場合もあるので、
それなりの共通点や相違点が見られます。異なる国の人々でも、先進国同士で同じ文化圏であったりする等で生活
習慣全般が類似している場合は、生じる生活習慣病の一覧やその割合、頻度が類似する傾向がある。日本では、例
えば、糖尿病(1型糖尿病を除く)、脂質異常症(家族性脂質異常症を除く)、高血圧、高尿酸血症などが挙げら
れる。日本では、食生活が欧米化してしまったこと(肉類の摂取量が増えたことなど)も生活習慣病増加の一因と
なっている、と指摘されています。同じく食習慣に関連して言えば、2003年には、アメリカとカナダの栄養士会は
合同で、牛乳や卵も摂取しない完全な菜食においても栄養が摂取でき、また菜食者はがん、2型糖尿病、肥満、高
血圧、心臓病といった主要な死因に関わるような生活習慣病のリスクが減る、認知症のリスクも減ると報告した。
日本では生活習慣に起因する疾病として主として、がん、脳血管疾患、心臓病などが指摘され、それらは日本人の
3大死因ともなっている。肥満はこれらの疾患になるリスクを上げる。また肥満自体が生活習慣病のひとつともさ
れることがある(なお、肥満に関連して起きる症候群をメタボリックシンドロームとも呼ぶ)。また概説で説明し
たように、糖尿病(1型糖尿病を除く)、脂質異常症(家族性脂質異常症を除く)、高血圧、高尿酸血症などが挙
げられることもあります。2011年の厚生労働省の国民健康、栄養調査で、10年前と比べて日本人が魚や野菜を食べ
る量が減り、肉食が1割近く増えていることが分かった。厚労省は「野菜の摂取量が少ないと生活習慣病の発症リ
スクが高まる」としています。