「今日はオールでいいよね!?」
妙に盛り上がりを見せた飲み会での出来事でした。
そして私は予想外の出来事。

空気を壊す事になるかな・・・とも思ったのですが
「私は帰る~・・・」
そう遠慮気味に言いました。
趣味の仲間同士での飲み会でしたので、そこまで気を使うメンツでもなかったのですが
やっぱり家に帰って「眠る」という行為がしたかったんです。
しかし、友達の一言
「うん?終電もうないよ?」
その言葉で、流れてみるしかなくなっていました。

みんなでわいわいと騒いでいたカラオケボックスも
徐々に元気がなくなってきて、うとうとと眠りかける人も出てきました。
私はほんの少し、外の空気を吸いたくて外階段へ出ました。
すると1人、そこに男友達がいました。

「寝ない街だね」
と彼は私に言いました。
「私たちも寝てないけど」と笑いながら外を見る。
深夜にもかかわらず、空は街灯やらで白々としている。
人も沢山歩いている。

私たちはどのくらいだったか・・・
かなり長い時間を話し込んでいました。
彼と長々と話をする事は初めてに近く、嬉しくなってしまいました。
流れてみる事で「彼のことを1つ知れた」ような気持ちになりました。

半分眠っている脳で感じていたのは
「彼といると丁度いい空気が流れるなあ」という事。
ずっと友達だったのに気が付かなかったこと。
これも終電を逃してしまったお陰なのかもしれません。

私はその日から彼に恋をする事になりました。