No time | シロウサギウミウシの寝床

シロウサギウミウシの寝床

黒歴史が残っているブログです。
たまに…更新しようかなぁ?

No time



キーンコーンカーンコーン。

鐘がなった。つまり、遅刻したのだ。

でも、大翔は猛ダッシュして・・・目の前には半分しまった校門がある。

そのまま走り続け、校門に手をかけて、「らぁっっ!!」

という掛け声と共に2メートルはあるそれを飛び越えたのだった。

「よっしゃ!!ギリギリセーッフ!!!」

大翔はガッツポーズをしながら玄関へ向かう。


「おお、きたきた!!時間ぎりぎりの大翔くんっっ!」

教室に入るとイキナリ、今学期に転校してきた男・大江 海が足をかけた。

同時に大翔はステップを踏み、それをよけた。

盛大な舌打ちが聞こえて、思わずため息をついた。

「あのさ、俺は玩具じゃないんだぞ???」

「はーい!!座って座って!!読書の時間に入ったぞ!」

・・・だが、大翔の声は、先生の明るい声に押しつぶされて聞こえなかった。

大翔は大人しく本を開いた。耳が痛かった。朝、不良に色々された結果だった。

おそらく倒れた際に切ったのだろう。血が、机に落ちた。

ポタ、ポタ・・・。

気にせず本を読んでいると、いいところで

「本を読むのはやめてね!!」

と、また先生が言ったので、嫌々、本を閉じた。


キーンコーンカーンコーン。

「さようならぁ。」

日誌当番のやる気の無い挨拶で、今日の学校・授業は〆られた。

数学の単元テストも楽勝だったし、と大翔は足軽に帰路についた。

・・・そして、今朝不良に絡まれたあたりに来ると。


《キキイィィィィイイイ!!!ガシャーン!!!!・・・「智子!?智子!?誰か!

救急車を呼んで!!智子がぁっ!!わあああああっっ!!!」ピーポーピー…》


事故の幻覚が視えた。

とっさに、交差点にいた女性に声をかけた。

「智子さん?・・・ですね。一メートル左へ行きなさい。早く!!」

と。

女性は必死な大翔を見て、従って、左に一メートルほどずれた。

キキイィィィィイイイ!!!ガシャーン!!!!

その三十秒後、大型トラックが歩道に突っ込んだ。

大翔は手を振って暗い路地裏に消えていった。






日記!!


恋する乙女、ジュエル・アイス妹、アイスことM、さすらいの小説家で~す!!

今日なんか好きなあの人の家に電話をかけたし、当たり前だけど話したの!

うれしいなあ・・・。うん、お腹一杯。

そう言えば今日・今回で、No time 更新2度目ですね!!

大翔の幻覚、いったい何だったんでしょうね。(笑)

もしや女性は大翔に恋を!?(笑)

中二病だったのかもしれません。(笑)

・・・と、いう風に自分一人で笑う私はやはり変人なのか…!?


好きな人は、声がタイプで、優しくて、気が合って、面白い人です。

顔は・・・・置いといて。っていうか、うんと遠くに放り投げて。マジ骨だもん。

見てくれている人はおそらく一人か二人だなぁ、と絶望中の私でも、

見てくれないかな、あの人・・・とか思ってしまう。


見てくれた優しい方には感謝です。

ありがとうございます。ありがとうございます。<m(__)m>ペコリ。

では、さいならぁ~~~!!! 次回に期待してな!!