本ブログのタイトルは、オアシスの名曲"The Importance Of Being Idle"からパクっている来ているわけですが、この曲はちょっとオアシスには珍しいタイプの曲です。

カントリー&ブルーズナンバーっぽい、というか。

これはちょっとリアムには無理で、ノエルじゃないと歌いこなせない一曲でしょう。

(逆に"Lyla"はリアムじゃないとムリっぽい。ノエルver.はちょっと萎える、笑)



そしてオアシスファンの間で有名なのは、この曲の出だしが水戸黄門のテーマに聞こえる!ということでして…

パクリ疑惑の絶えないノエル・ギャラガー、ついに日本にまでその触手を…

ではなくて、ノエルがその牙をむいたのは(?)水戸ではなくて、リヴァプールだったのです!



比較されているのはラーズの "Clean Prophet"という曲なのですが、

まんまやんけ!( ̄▽  ̄;*)

でも、ノエルの名誉のため言っておくとこれはパクリじゃなくて、ライヴで"Acquiesce"の最後にストーン・ローゼズの"Sally Cinamon"のイントロを弾いてみたり、"Whatever"の最後にビートルズの"Octopus's Garden"を入れてみたりするのと同じ事で、ようは自分の尊敬するミュージシャンへのオマージュなんですよ。

以前紹介したフランツ・フェルディナンドのジャケットと同じように。

こういう引用こそ、文学や芸術の面白みなのにそれを一々パクリとか言われた日には興ざめでしょうに。ヽ(`Д´)ノ

ノエル本人は余裕たっぷりに「ビートルズをちょこちょこっとパクって、弟の頭を叩いてりゃ世界一になれるんだぜっ、俺って天才、ひゃっほう(※そこまで言ってないか、笑)」と豪語なさっておりますが…。


それにしても遠めに見ると、ラーズのリー・メイヴァースって、ノエルに見えることないですか?

服装とか髪型とか背格好とか…

The Importance Of Being Idle
若き日のノエルにくりそつ…

The Importance Of Being Idle
最近のノエルにくりそつ…

いや、順番からいえば、ノエルが真似してるんですよね。

どんだけ好きなんだろう(この兄弟は影響がわかりやすいなあ、笑)。

ラーズといえばこの曲ですね。



どう見ても60年代からタイムスリップしてきたとしか思えないバンドです。

これでデビューアルバムは1990年(シングルは1988年)。

完璧主義者のメイヴァースはまだ出したくなかったらしいですが。

この曲の(勝手な)イメージは夏の終わり。

人気の少ない砂浜に寝そべりながら聴いていたい曲です。


ふと思ったんですが、じゃあもしリー・メイヴァースが"Clean Prophet"を水戸黄門のテーマからパクっていたらどうなんだろうと。

そして、実は日本から取り寄せた水戸黄門を観ていて、なおかつ由美かおるさんが好きだったりしたら…

$The Importance Of Being Idle

この顔で!?って余計なお世話だ! by メイヴァース