難聴不落
耳かきが行方不明だ。
たかが耳かきではなく、先のスプ-ン部分の反り具合、厚さ、こなれた質感...
ヨ-ロッパ遠征まで一緒に行った、オイラの耳の中に抜群フィットの、お耳の恋人が...
例えるなら、マルコにとって、アメデオ。古田にとっての、メガネのような存在。
皆、大人なんだから、それぞれ目を醒ましてから行動開始までのル-ティ-ンがいろいろあるでしょ。
シャワ-を浴びる、罵声を浴びる、煙草に火をつける、ハ-トに火をつけて!とか。
オイラにとっては、目を醒まして、速攻、朝イチ耳かきがル-ティ-ンなのだ。
フトンの中、こち亀の間、受話器の向こう側、いつもはすぐ出てくるのに今回の捜査は難航している。
代役に日光みやげの耳かきを使ってるものの、コイツがまた使えないのだ。
もし、オイラが『エッ!? 』って、聞き直しても許してもらいたひ。 たとえ、それが演技だとしても。