「バイリンガル子育て日記」をご覧いただきありがとうございます
こんにちは Yukiです
少しずつ暖かい日も増えて、ちょっとだけ気分が晴れる日が増えたなぁと感じています
今日はよく聞かれる「日本語はどうするの」という疑問について少し記事にしてみたいと思います
幼少期からの海外留学を「いつするのか」という問題が語られるとき、「日本語をどうするのか」というトピックが必ずといっていいほどでてきます
具体的には・・・
英語は早ければ早い方がいいんじゃない
日本語を勉強する時期に英語環境だと日本語が遅れそう・・・
日本語でいろいろ考えたりできるようになってから留学の方が安心
バイリンガルとかいってたのにどっちも中途半端になったらどうしよう
この問題については留学されているご家庭も、国内でインターナショナルスクールに通われているご家庭でもみなさん本当にいろいろ悩みますよね〜
ここからは私たちの家庭での考え方や現状なのでもしご参考になることがあればと思います
(息子の好きなCat Ninjaというアニメのお絵かきです)
そもそもバイリンガルってどういうこと?
私たちはこの疑問から考えてみました
というのもこの疑問には答えがないと思うからです
そのご家庭での目指す「バイリンガル」という形がきっとあって、それが正解かどうかということではないと思うのです
わが家では極端にいうと「英語が4技能できれば、日本語は読み書きは完璧でなくてもコミュニケーションが取れればよい」という考え方です
理由は英語の方がシェアが大きいこと、もし日本で仕事をするとなっても英語ができることはアドバンテージになりうる可能性があること、日本語はやはり母国語なので最低限は維持されるのでは?ということです
つまり日本語独特の尊敬語謙遜語が正しく使えることや、高校生で習うような難しい漢字もスラスラ読み書きできるということまでは出来たらいいなくらいに思っています
日本語はどうしているのか?
まず自宅での主人との会話や私との電話では息子は日本語で話します
そして、わが家では日本語を留学後も自分のペースで学び続けるために「くもん」を年中から始めました
幼稚園生のくもん・・・本当に親の忍耐の修行のような側面もありますが、今では頑張ってよかったなと心から思います
くもんの国語はお話を読むという力をずっとずっと育てていくような内容になっています
息子はいろいろなお話を読むこと自体が楽しいようで、今でも毎日続けています
また留学後も続けることができるように「チャレンジ」も「チャレンジタッチ」というタブレットタイプのものを年長さんから取り入れ、日本の公立小学校で習う内容と同じ内容を勉強しています
くもんでは多くの生徒さんが学年を超えた内容を学んでいるので、息子もチャレンジの内容は基本的に知っていることのようで、楽しんで復習しています
しかしこの2つだと実は大きな落とし穴がありました・・・
漢字の練習という内容はほとんどまったくできていないのです
くもんでは読むことが中心で漢字を書く練習は20%くらいになっていますし、チャレンジでも何度も書いたり、テストがあって一生懸命覚えたりということは経験しないのです
主人が試しに「小学1年生の漢字まとめテスト」みたいなものを息子とやってみたときに、息子ができなくて愕然としていたそうです
でもやはり留学して成長したのか「漢字のドリルを日本から送ってほしいできないから練習したい」といってきました
自分から少しずつ興味を持って自分のペースで日本語学習も続けていけたらいいなと思っています(ちなみに毎日くもんとチャレンジタッチをやっていますが合わせて20分くらいだと思います)
留学生との交流で思わぬ効果
最後に・・・息子が留学している学校では中学生以上に単身留学の日本人の生徒さんがいます
学期中のお休み(Exeat、Half Term)になると寮が閉まってしまうので、お兄さんたちが遊びに来てくれたり、一緒にごはんを食べることがあるようです
その中で、お兄さんたちが主人や他の大人に使う言葉を聞いて学んでいたのです
息子も他の大人と話すときには「〇〇なんです。」とか「〇〇してもいいですか?」とですます調で話しかけたり、普段は「ママ」といっているのに人前では「僕のお母さんです」と紹介したりするようになりました
身近なお手本から学ぶことってとっても早く覚えますよね
これからも仲良くしてもらえたらいいなぁと思っています
(これは息子なりの英語で書いた説明です・・・
Eat spices、Drink water、Grass power、Game activityと書いているつもりです)