「バイリンガル子育て日記」をご覧いただきありがとうございます
台風が来ていますね せっかくの3連休ですがわが家はモンゴルに向けて一足早い衣替え(と学会発表準備
)です
前回お知らせした通り今日は先日うかがったぐんま国際アカデミーの学校見学の様子を記事にしたいと思います
校内の公開は授業風景とともに公開されたのですが、すごい見学者の数と生徒さんもいたので写真をとることは少しためらわれまして
今回はぐんま国際アカデミーの初等部のホームページから全てお写真をお借りしました(→こちらです)
こちらの学校の見学前の印象ですが
新設のインターナショナルスクール
IBのディプロマを取れるコースを選択できる
日本人の割合が多いかも
さて実際に行ってみてこの印象はどう変わったのでしょうか
まず体育館に集まってお話を聞いたのですが、何より驚いたのはそこに集まる保護者の数推定もできないくらいとにかくたくさん〜
最近のインターナショナルスクールの注目度の高さの一端をみたような気がしました
そのあとに校内の見学&模擬授業風景公開です
学校は平屋のような作りになっていて、屋根の傾斜で緩やかに教室が仕切られているけれどひとつの空間に開かれているようなデザイン とっても素敵でした
生徒さんたちの授業の参加も活発でとても楽しそうでした 教室の中にたくさん作品が飾られていたりするところもインターナショナルスクールらしい雰囲気
スマートボードのようなものも使われていたり、パソコンの授業(プログラミングなど)や、調べ物をするときのためのiPadなどのデバイスも完備されておりICT教育への配慮も十分行き届いていました
施設の充実度も十分で日本の他のインターナショナルスクールと比較して学費もお財布に優しめですよね
そのあと校長先生のお話や中学高等学校の先生からのお話もありましたが私自身の中でポイントと思うところをまとめさせていただきます
詳しくは先ほどの公式ホームページからもご確認くださいね
イマージョン教育
英語を学ぶのではなく英語で学ぶというバイリンガル教育方法の一つです
海外のインターナショナルスクールを検討しているわが家としては、70%イマージョン教育+日本人のお友達の多い環境というのは日本語の比重が多いような気もしたのですが 高等学校の生徒さんの様子などからはとっても流暢なバイリンガルの生徒さんが育っている印象でした
バイリンガル教育で問題になる母国語の割合というのはまだわが家も結論が出ていませんが、こちらの学校ではその心配はなさそうでした
オープン教育
子どもたちの学びたいと思ったことを学ぶことができ、それを支援する環境が揃っていました(ラーニングセンターなど)
チャイムのない学校、授業間のコラボレーションなど自由な発想や自律性を育てる工夫がされているんですね
卒業後の進路
進路は本当にさまざまですが国内の大学に進学する生徒さんが大多数という印象です
というのもIBコースを選択しても国内進学のための高等学校卒業の資格を得ることができるからです
IBのディプロマを利用した大学進学を考えているので、ディプロマの取得については興味があったのですが、どちらかというとIBのカリキュラムで学んだことを生かして日本の大学で勉強するという生徒さんが現時点では多いということでした
もちろん海外の大学に進学される方や、大学で留学などを経験され、その後もバイリンガルであることを強みにお仕事をされている方もたくさんいる様子でした
最終的な印象としては
これからの国際社会で活躍できる世界に通用する日本人を育てる
という学校かなと思います これ、日本人というところが最重要です
日本語教育を通じた日本人としてのアイデンティティをしっかりと育ててくれるところが他のインターナショナルスクールと比べたときのこちらの特徴だと思います
最後にあくまで "わが家にとって" ですが気になった点もいくつか
・日本人の割合が多い・・・お友達の文化的背景がさまざまな環境で育てたい
・クラスのスローガンの中に「いじめをなくそう」があった・・・やっぱりあるのかなぁ
・IBのディプロマコースだけいきなりだと確かに大変そう・・・IBプログラムで学ぶ期間がもう少し欲しいかも
よかった点、気になった点を含めて今回の見学は
どのようなバイリンガル教育を行っていくのか
日本語教育をどうしたいのか
そもそもなぜわが家はバイリンガル教育を受けさせていのか
など家族で再考するよいきっかけになりました
いかがでしたでしょうか 学校見学はやはり勉強になりますね
10月中旬までここ5年くらいで1番のバタバタ多忙が続きますがなんとか乗り切りたいと思います その後にはお待ちかねのハローウィンの季節が
その頃にはもう少したくさん記事も書きたいと思いますのでまた遊びに来てくださいね