3 37詩集 おまけトーク(嫌を遠ざけようとして逆に偏る、みたいな) | 私にとって詩を描くことは祈ることと同じ。それを私は希望と呼ぶ。

私にとって詩を描くことは祈ることと同じ。それを私は希望と呼ぶ。

それは闇の中に見出した光
苦しみに絶望し 痛みに涙して
その零れた雫が奏で 咲いた花のような光
それは絶望に対する楔 そして世界への賛歌
言葉は連なり詩となり 詩は列なれば物語となる

「叶わない現実の中で」


毎日
どうして生きているのだろう

藻掻いて 足掻いて
何もできない

意味も感じられない
過去は変えられない

自分は自分のままがずっと続くだけ
きっとこの先も

毎日死ぬことを考えて
食欲もなくて 眠れなくても
身体は勝手に疲れて眠って

朝が来て
胸が苦しくて 息ができなくて
進んでいる

死を天秤にかけるような
重みと苦しみ

毎日
祈るような気持ちで 願い続けて
現実は変わらなくて どうしていいかも分からない中で

もうこんな場所にいたくない
想いだけは育っていく

世界は動かない
何かを待っているかのように

 

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おまけトーク

仕事で嫌なことがあるとして、私の中で、嫌と言ってはいけない、というか、気持ちの持ちようなんだけど、嫌と言ってしまうと、仕事へのモチベーションが下がる気がして、嫌だったから、そう思わないようにしようというか、思ってはいけない、くらいにもっていこうとしていたけど、どうやら上手く行かないというか、素直に、嫌だとかなんだかんだ言いながら、それでも仕事にあたる人たちの方が、人間として正しいような気がして、私はそういう形で、自分の心をコントロールしようとして、ともすると支配しようとしていたのかもしれない、と思う。嫌だと思ってもいい。でも、その中で何か明るいもの探しをしてもいい。フラットにしていこう。