『つばさものがたり』 雫井 脩介 | みみのポケット2

『つばさものがたり』 雫井 脩介

知人に借りたハードカバーを
やっと読みました。

この、いかにも、「よい子」的な装丁とタイトルに、
抵抗感があって読めなかった。

こう、キラキラして、切なくて、正しい感じの
「3三丁目の夕日」っぽい。
(同じく抵抗アリ観てません)

別に、そういうジャンルがつまんないとか、
泣けないとかじゃないんだけど、
物語には「謎」を求めたいのかもしれない。



本題。

最終的にはわんわん泣きましたw
雫井さんの雰囲気はぜんぜんなかったです。


話は完全に、予定調和だったけど、
個人的に、家族を亡くしたばっかりだから、
感じるところもあり、
逆に、
そんな甘くない!っていうイラッとした気持ちで、
だいぶ泣きました。

個々のキャラクターたちが、
未熟者ばかりで、間違いだらけで、
その分リアルな感じ。
小説というより、ドキュメントみたいです。
架空人物の自叙伝ではなくて、取材ドキュメント。
だけど常に天使がいるので、妙な空気感。

こう書いちゃうとボロクソみたいだけど、
それなりに面白く、読んでよかった。

ただ、ダイエット中の方には厳しいです。
パティシエのお話だから、
ケーキばっかりでてくる。
読んでる間は我慢できたけど、
読み終わってうわーーーんって泣いたら、
食べてしまいましたwww