今日の本はこちら。

 

 

 

 

 

 

母がたまたま読んでよかったからと貸してくれた本。

 

読んでみると、やっぱり、小説って面白いなーとドンドン読む事ができました。

 

 

犬と人とのつながりを考えさせられる話でした。

 

動物は言葉を発しないけれど、きっと、いろんなことを感じて言葉以外で発してくれているんだと感じました。

 

 

 

そして、流石の文章でした。

 

 

私が一番、「ここ、わかる〜」と痺れた表現は、

 

 

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「こんな日が来るなんて、夢みたい。」

 久子の表情は穏やかだった。内村が缶ビールのお代わりをしても、いつものように目くじらを立てることもない。

 

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というところ。

 

 

こういう、痒いところに手が届くっていうか、

 

些細な感情の機微が伝わる文章ってすごいと思いました。

 

 

涙も流せる、とても素敵なお話です。

 

秋の読書にいかがでしょうか?