大林宣彦監督なのは知ってたけど
円谷プロ作品なのは知らなかった!
今月2日、待望のDVD発売
VHS版のジャケットはこれ↓
CMに入る前に出る火サスも当時のもの✧
書きたいことが多すぎてネタバレせずに書くのは諦めた
↓ 以下ネタバレ ↓
まだ幼い少女ありすは花嫁さんのヴェールが
欲しくて欲しくてたまらない
野外での結婚披露パーティーで
このあと花嫁が突然の転落死
まだ幼い少女ありすが遺体の横で
「おばさん死んだの?じゃあベールは私のものね」
数年後、亡くなった花嫁の妹の涼子(秋吉久美子)が
恋人の死で心を患い入院していたが
義兄になるはずだった浩二の厚意で退院する
よかったらうちに来ないか
浩二(渡辺裕之)の姉の娘がありすなのね
しかし花嫁のヴェールを取り返しに来たと
思ったありすはこの顔である
だがこの家でお世話になってから
悪夢にうなされる涼子
深夜、花嫁のヴェールが布団の上に...!
ありすの母(赤座美代子)は「ありすのイタズラ」と言う
昨日の夜のその話を詳しく知りたくて
ありすの母に尋ねるも「何それ?」と笑われる
ありすの母がウソをついているのか
涼子の精神がまだおかしくて幻覚を見ているのか
そしてまた事件は起きる
先生のオルゴールがどうしても欲しいありす
このあと先生は遺体で発見される
涼子はありすのことを疑い
自分のいた精神病院の医師に
物欲のために殺人までする
そういう病気があるのか尋ねる
どうしても自分がおかしいのではなく
ありすが犯人であるという証拠がほしい涼子
近所の川の小屋で暮らす怪しい男と結託し
テープレコーダーに自白を録ろうと
男の家にありすを誘い込む
※良い子は知らない人の家に入ってはいけません
しかし、ありすの方が1枚上手で...
小屋に灯油を撒き、外に出ると花火をちらつかせ
ヒィィ! や...やめて...!!!
ハイ、派手にドッカーンといきましょう
全員、白っぽい衣装に終始し
豪邸暮らしといい浮世離れした演出
でもこれって...
映画「悪い種子」(1957)
漫画「聖ロザリンド」(1973)
と全く同じ話しじゃない?!
まぁ同じ話なんだけど
秋吉久美子という精神病患者役を持ってきて
どっちの話が正しいかわからないよう
視聴者を惑わせるサスペンスにしたのは
素晴らしいな〜と思ったのでした
BAD END
ところで、ありすを演じたティナ・ジャクソンを
検索してみるとご結婚されて川村ティナという名で
活動されているようなんですが...
この役名の川村ありすと
奇しくも同じ苗字になるとは
どういう偶然なんでしょう...