2008年:ドイツ

デニス・ガンゼル監督

 

 

怖かった...

 

ホラーとかじゃなく

人間の心理ってやつが

 

 

 

 

以下ネタバレ

 

 

 

独裁制というものを教えようと

「発言は挙手して立ち上がる」

「授業中は私をベンガー様と呼べ」

と生徒に強要する先生

初めはゲーム感覚でその雰囲気を

体験していた生徒たち

・この集団に名前をつけよう

・ロゴを作ろう

・敬礼にポーズを作ろう

・お揃いのユニフォーム着よう

・規律を作ろう

彼らに不思議な連帯感が生まれていき

授業だけでなくプライベートな時間も

思考が侵されていく

 

それはいつしか生徒だけでなく

先生にまで...

 

 

アメリカで本当にあった授業の話を

ドイツで作ったっていう...

 

ドイツっていうのが引っかかるわw

 

 

ラスト衝撃だった

 

 

 

たった数日でナチスのような規律が

学校に、学校外にも、拡がる

 

確かに支配されるというのは

最初は苦痛かもしれないが

その中に入ってしまうと

考えなくてもいいから

ラクなのかもしれない

と思うことがあるw

 

ドイツって

こういうマインドコントロール的な

実験もの好きだよね(偏見だけど)

 

人がどこまで命令を実行するのか

っていう有名なアイヒマン実験は

今ちょっとネットで調べたら

そこからいろいろ派生した

○○実験みたいなの出てきて

どんだけこの実験好きなんだよ

ドイツ人...って思った