殿がタマゴモードに入ってしまって


とってもつまらないチョーつまんないめっちゃつまんないと


ブーたれているぼくです。



水槽の前で 殿ーー、と指を振ったりヘン顔したりすると

いつもなら「お。」と顔を輝かせて面白そうにリアクションをとってくれるのですが


今はモジモジソワソワに忙しくて


一瞬は「お。」と反応はしてくれるのですが


「ああ、姐御か。なんだ指ね。食えないヤツね。」


と、すぐに興味を失ってしまう。



くくくくくくくく・・・・・・。



つまんないよー、寂しいよー、殿ーーー、殿ーーーーーー。



そんなにもタマゴに集中してしまう、

それが自然のシステムなのだというならば




ぼくは世界そのものを憎んでしまいそうだよ・・・・・・・




というくらい、殿がタマゴモードに入っただけで

相当ぶーたれていますが


まあ無事に生み終わってくれればいいです。


もうちょいかかる感じ。


様子を注意深くチェックです。






その横で若がひしひしと眠っています。


首を出したまま眠ってくれていると嬉しい。


首なしになっているとつまんないのですが


騒がずにグッとガマンしています。


だって、騒ぐと「えー、なに、イヤン」っておもむろに水に入っちゃうんですのよ。





んもう。


ふたりともかわゆいのう。。。(呼吸困難+鼻血)

タマゴモードに突入して


一日そわそわそわそわ


陸場にあがろうとしてはひっくり返り


せっかく陸場に上がってもすぐに降りてきて


せっせ せっせと水をかいている



そんな殿が夜に少しウトウトと眠ろうとしているのを見ると嬉しい。


安心する。


そして真夜中に殿のほうを見ると


「ん?」


と顔をあげてこちらを見つめかえしてくれる。



嬉しい。



首をのばして「姐御、そこにいるんですかい?」と

ぼくの存在を探ってくれようとする。



嬉しい。




陸場で爆睡してちょっとやそっとのことで起きない若。




寂しい。


けど、やっぱり嬉しくもある。


そんなに爆睡せんでも、というくらいの爆睡ぶりに笑いをかみ殺す。




気もそぞろの殿が時折「姐御ー」と首をのばす。


嬉しい。



殿、まだ起きてる?


とのぞきこむとじわりを目をあけてにじにじと近づいて来てくれる。


ちょっと申し訳ない。


けれど嬉しい。



正確には読み取れないけれど


その眼差しはとても雄弁。



優しくて 面白く 頼もしい。







色々難しいやね。



と、殿に言ったら




そんなことよりメシをくれ




と、そっぽを向かれた。




それも込みで色々難しいよ、殿。




でも笑ってしまった。





そんな殿、いつのまにかタマゴモード。


爆食が一気にしぼんだ。


そわそわそわそわもじもじもじもじ。




今年はもう産まないのかなーと、嬉しいやら不安やらだったのですが


ついにタマゴモードに突入でやっぱり嬉しいやら不安やらです。



産むなら産むで、

その間の少食や、卵が出てしまうまでは卵づまりなどの心配があるし、


産まないなら産まないで、

体調が悪いのか環境が悪いのかどうしたのだろうという心配があるのです。




若は気配もありません。


殿がそわそわそわそわしている横で、のんびりと首なしガメになってます。