去年、猫白血病を発症し、リンパ腫と闘ってたシェルターのクロちゃんが
今朝、天に召されました。
昨日、容態が悪くなり緊急入院となり、夕方お見舞いに行くと、
先生が「この土日が山だろう・・・」と・・・
ならば最後はシェルターで皆と一緒に・・と、お昼にお迎えに行って
今日は1日シェルターで、クロちゃんの側で過ごそう!としてた矢先の事でした。
昨日病院へお見舞いに行った時は、しんどそうにしながらも
声は出ないけど、口を開けて何度か鳴く素振りを見せてくれてて・・・
私がメソメソと横で泣くもんだから、
「うるさいな~」ってプイって顔を背けて寝る姿を見て、
もしかしたら、まだ大丈夫なんじゃないか??
酸素室に入れてもらってるから、ちょっと楽になって元気が出たんじゃないか??
そんな淡い期待を抱いてたけど、クロちゃんは逝ってしまいました。
冷たくなったクロちゃんは、まるで寝てるみたいに安らかなお顔でした。
苦しまずに逝ってくれたんかな・・・って、それだけが救いです。
でも、最後はちゃんと看取ってあげたかったな・・・
シェルターで皆に愛されて過ごしてきた子だけど、
家族のぬくもりを知らずにきた子。
だから尚更、最後は一人じゃなく、
誰かのぬくもりを感じながら終えて欲しかったな・・って。
賢いクロちゃんだから、最後の最後はきっと
これ以上皆に迷惑かけまい・・・と、一人ひっそりと旅立ったのかもしれませんね・・・
冷たくなったクロちゃんをシェルターに安置した帰り道
お花屋さんを見つけました。
「猫ちゃんと一緒に入れるんです・・」って言うと同時に
また涙が溢れてきました。
店員さんが、雪柳を1本「一緒に入れてあげて下さい」って
下さいました・・・
その優しさが、またとても胸に突き刺さりました。
私がシェルターでお世話させてもらうようになって、約3カ月。
その頃から、すでにクロちゃんはリンパ腫を患ってました。
でも、そんな事かけらも感じさせず、保護部屋に入ると
「ニャ~ニャ~」と鳴いてお迎えしてくれ・・・
スリスリ寄って来てくれて、撫でてあげるとゴロゴロ喉を鳴らしながら甘えてくれて・・
ある時は、トイレの砂がちょっとしか入ってなかったのを
「砂が少ない!」って、「ニャ~!ニャ~!」文句を言って
砂を追加したら、ご機嫌でトイレしてたり・・・
何かの拍子に、ご飯とトイレを設置してるケージの扉が閉まってて、
「ご飯食べれないじゃないか~~!!!」って、
これまた「ニャ~!ニャ~!!」文句言ってくれたり・・・
そんな些細な事が、まだ元気だな~~。まだまだ大丈夫だな~。って、
とても嬉しかった。
そんなクロちゃんが、いつの頃からか鳴かなく?
鳴けなくなって・・・
心の準備期間をちゃんとクロちゃんは与えてくれてたけど、
準備なんてできるもんじゃないですね・・
思い出すのは、元気なクロちゃんの姿。
ニャ~ニャ~鳴いて、お出迎えしてくれたクロちゃんの姿。
今でも保護部屋の扉を開けると、クロちゃんが待ってくれてるような・・
そんな気がしますが、もうクロちゃんは居ないんですね・・・
たった3カ月という短い間だったけど、
クロちゃんのお世話をさせてくれて、ありがとうね。
願わくば、もう少し・・もう少しお世話させてもらいたかった・・
クロちゃんと、もう少し触れ合っていたかった。
辛い治療も、本当によく頑張ってくれたクロちゃん。
嫌なお薬も頑張って飲んでくれたね。
もう苦しくないからね・・ しんどくないからね・・
頑張ってくれて、ありがとう。
お世話させてくれて、ありがとう。
安らかに・・・ ゆっくり休んでください・・・
シェルターの子でも、思う気持ちはうちの子らと同じ。
だから昨日から泣いてばかりで、こんなんじゃあかん!!って思うけど・・
うちの子らに心配かけるからあかん!って思うけど、
今だけは思いっきり悲しませてください・・
思いっきり泣いたら、また元気なおかぁちゃんに戻るからね。
クロちゃん バイバイ