※予約記事になります。
先日お2人のママ友のお子さんの卒業式がありました。
お2人のお子さん共に長男と同じ特別支援学校に在籍されていて。
(お2人に面識はありません)
今年度それぞれ特別支援学校中学部、小学部を卒業されました。
中学部を卒業されたお子様は、長男が3歳のときに知り合いました。
療育センターでの初めての集団療育に参加したときに一緒だったので、かれこれ10年以上のお付き合い。
お子さんの卒業式の動画を送って下さり、それを見たときに色々な感情が溢れました。
あの頃はお互いに一番大変な時期だったのではないかなと。
毎日子供を【生かす】ことに必死で。
ママ友のお子さんはパニックはなかったけれど、多動が凄く、勿論危険認知も皆無な頃でしたので、少しでも目を離すと命の危険に。
本当に毎日お互いに必死で。
あれから10年以上が絶ち、お互いに少しは余裕が出来。
(私の方は、次男はまだまだ手がかかりますが‥‥)
たまにランチをして近況を話し合う間柄。
嬉しかった出来事、悲しかった出来事もつねに共有してきた仲で。
会えるのは年に1~2回でしたが、とても濃い時間を過ごせていたのではないかなと思います。
そんな戦友とも言えるママ友のお子さんの中学卒業。
感慨深いものがあります。
10年以上前。
常に捕まえていないと道路に飛び出していて危険と隣合わせだった彼。
常にハーネスを付けていた子と同一人物とは思えないほど動画に映っていた彼は立派でした。
中学卒業後の進路は、そのままいまの特別支援学校の高等部に進学されるとのことです。
長男より一つ年上の彼。
高等部でも素晴らしい成長を見せてくれることを願います。
そしてもう1人のママ友のお子さんの小学部卒業。
こちらのママ友はご近所さんで。
お子さんが4歳から知っているけれど、本当に大変で。
小学中学年位までは、何度か家から脱走し(といっても重度発達障害の彼女を1人でお留守番をさせていたのも問題なのですが、色々ご事情もあるようで‥‥)
私も何度か彼女を保護して家に連れていったこともあります。
言葉を喋れなかった彼女。
いまは要求のみですが、お話が出来るようになり、2語文、3語文をお話されます。
何より驚いたのが、卒業式のときに彼女が制服姿だったこと。
過敏が強かった彼女。
着ることが出来る服も限られていて。
そんな彼女の制服姿にジーン‥‥
彼女は重度の障害をお持ちで、危険認知もないので、1人ではお出かけは出来ないけれど。
先月お話しときに、家での身辺自立はかなり進んでいて。
1人で出来ることも増えていて驚きました。
保育園時代は泣き叫びながら毎日抱えながら園に連れていかれていた彼女。
(保育園は彼女には負担が大きすぎたのだと思います。)
療育園を拒否されていたお母さん(ママ友)
でも小学校からは支援学校を選択されて本当に良かったなと他人ながらに思います。
彼女も中等部もそのまま今の支援学校に進学されます。
彼女は彼女のペースでのびのびと中学部に進学されても頑張ってほしいなと思います。