私のいとこは数年前に40手前で知的なしの発達障害と診断されました。



彼は高校まで進学校に通っており、彼のご両親(私の叔父と叔母)はとても厳しい人でした。



彼は高校在籍中に漫画家になりたいとご両親に訴えましたが、拒否をされ、罵られ、高校生活2年目で中退し、そこから現在まで引きこもり生活を送っています。



当時は発達障害という言葉も周囲に認知されておらず。



ご両親が発達障害という言葉を知り、彼もそうなのかもしれないと考えた頃にはすでに時遅し。



彼は二次障害をおこし、家からでられなくなってしまっていたのです。



それでも数年かけ関係を築き、ようやく検査を受け入れるようになり診断されました。



診断されてからは少しずつ少しずつご両親とも口を利くようになり、外の世界にも少しずついけるようになったみたいです。



高校途中から引きこもりだった彼に社会という壁は厳しいものがありますが、病院にいき、診断されたことにより、まずは第一歩を踏み出せたのではないかと思います。



49歳になった彼はいまも引きこもり生活を続けていますが、買い物や農作業などをし、ご両親の手伝いをされてるようです。