このブログは過去のことを綴ってます。現在のことではありません。


いよいよ長男の全身麻酔での歯の治療が始まります。


朝から絶食だったので、始まる前からすでにパニック。



まず睡眠薬?入りのジュースを飲ましました。



この頃、長男を診察台にのせることはまず不可能ですし、仮に意識があるまま大人四人がかりで診察台にのせることが出来たとしても拘束しないと治療出来ません。



そうなると彼のなかでの歯医者というもののイメージ=無理やり縛られて痛いことをするになってしまい、今後まず行けなくなってしまうので眠らせての治療になるのです。



最初すごく抵抗がありました。



まだ4歳の子に全身麻酔だなんて。



でも歯科医から長男が歯医者での治療を全身麻酔をせずに出来るようになるのは5年後、もしくはそれ以上先と言われ決心したのです。



なんとか長男にジュースを飲まし、5分くらいしたらフラフラしていき、そのまま診察台へ連れていきました。


そこで一気に口に酸素マスク?や鼻にはチューブを。



もう、その姿を見て何度も何度も涙しました。


まだ4歳の幼子、たかが虫歯治療に全身麻酔をしないといけない息子。



ただただ申し訳なかった。



「普通」に生んであげられなくてごめんね。


全身麻酔をし、鼻からチューブをし、治療している我が子を見ながら何度も何度も私は呟きました。


そうこうしているうちに長男の治療が終わり、そこからはただただ現実です。



鼻からチューブを抜いた長男、鼻血にまずパニック。


麻酔が切れた長男はフラフラ。


その後15分は様子を見ないといけないので、畳がある部屋で休ませます。


長男、枯れた声で大パニック。


15分が物凄く長く感じました。


その後、暴れる長男を必死に抱え、車に乗せました。


長男は鼻血と喉の痛み、空腹で大パニック。


まだ時間的に食事は取ってはいけなかったので、時間稼ぎに大パニックの長男を乗せドライブをしました。


ようやく時間が来たのでマクドナルドのテイクアウトへ。


注文時、泣きつかれた長男は寝てしまっていたので、助かりました。


ドライブスルーでハッピーセットを注文し、長男が起きるのを待ってから食べさせました。


お腹が空いた長男、あっという間にハッピーセットを平らげました。


その後ご機嫌になりましたが、30分ほどで

「ご飯・食べる」「ご飯・食べる」を繰り返し言ってきました。


全身麻酔のあと、記憶障害が起こる可能性があると事前に聞いていたので、ハッピーセットを食べてる動画を撮っていて正解でした。


私は長男に動画を見せ、食べたことを説明しました。


最初怒っていた長男でしたが、30分ほどで落ち着きました。


こうして長男4歳、初めての全身麻酔での虫歯治療がなんとか無事に終了しました。



この日は長男も私もぐったりでした。