※予約記事。


再掲載になります。


このブログは過去のことです。現在のことではありません。


長男が3歳を過ぎた頃、療育をスタートさせました。


児童デイサービスもこの頃から行き始めました。


今ではたくさん見かけるデイサービスですが、10年以上前はあまりなかったのです。


市役所の障害福祉課で聞いたデイは5ヶ所ほど。


(いまでこそ相談支援員が間に入り、手続きをしてくださいますが、当時は全て親がしていました。)

 

距離的に通えそうなの所に行くことにしたのです。


家から片道20分ほど。


療育センターは片道1時間ありましたからそれに比べると通いやすかったです。


まだ開所したばかりで、利用者も少なかったです。


そこで出会ったOTのO先生に私は療育というものを1から教えて頂いたのです。


●絵カード

●視覚支援


初めて見るものばかりで目から鱗でした。


例えば鞄をおくロッカー。


そこには長男の写真、鞄の絵が貼られていました。

(今では当たり前のことかもしれませんが、当時はここまできっちり視覚支援されているデイはあまりなかったように思います)


そして来所するとかならずシールをその日の日付のところに貼るのですが、よく幼稚園などであるものとちがい、シンプルに○があるだけ。


デイに来たらひとつ、その日の日付の○にシールを貼るだけで良いのです。


半年くらい通った頃、長男はロッカーに鞄をおき、シールを貼れることも出てきました。


これには感動し、涙がでました。


端からみたら。


たかが鞄をおき、シールを貼っただけのことかもしれません。


それでも私からしたら奇跡だったのです。


先生がよく言われてた言葉。


●指示は分かりやすく、短く



何より、デイでは長男が大パニックを起こしても咎められるような鋭い周りのの目もない普段よりはない(通い始め、長男がパニックになる度にプログラムが中断するので途中からは少し居づらさは感じましたが)


でも長男はデイに通われてるお子さんの中でダントツ何も出来なかったし、パニックも凄かったので、周りのお母さん方に毎回気は遣いました。


活動中、長男だけよくパニックを起こし迷惑をかけてましたから。 


あと毎回終わったあとはパニックを起こしていた長男。


ここのデイは2階で階段がかなり急で。


毎回駐車場まで先生2人、私の3人で連れていってましたので。


本当にそこだけは怖かったし、先生方にもご迷惑をおかけしました。


でもここに通った3年て長男は劇的に変わりました。


4歳から保育園に行き始めたのもありますが。


本当は小学校以降も通わせたかった。


でも私が感銘を受けたO先生が辞められて、新しいデイを作られたとのことでそちらに行こうと思ったのです。