このブログは過去のことについて綴っています。
長男が2歳4ヶ月の時に初めて療育センターという場所があるのを知りました。
療育という言葉も聞いたことがなく、そのとき初めて知りました。
そこは「子供の発達検査が出来る場所」。
当時は療育センターについてそれくらいの知識しかなかったのです。
早速電話をし、長男についての聞き取り。
発達検査をしていただくことになったのですが、なんと半年待ちとのこと。
すぐに検査を受けれると思っていた私は落胆したのを覚えています。
いますぐに結果を知りたい。
発達検査をするまでの半年間も私にとっては地獄でした。
ようやく待ちに待った半年後。
いよいよ検査を受けれる日になりました。
検査は結果を伝えられる日も換算すると合計3日間ありました。
初日は長男、私、心理士さんとのお話でした。
この日は長男がご機嫌で。
私が心理士さんとお話してる間、同じ部屋で長男は保育士さんに遊んでもらってました。
当時はこれの何が検査なのだろうと思ってましたが、今思えば長男の大人とのやりとり、切り替え、おもちゃでの遊び方などを見ておられたのだなと思います。
内心、これだけご機嫌だし、やり取りも普段よりは出来ていたので、きっと大丈夫、私はそう言い聞かせていたのです。
2日目は昼からの検査でした。
長男は夜泣きがはひどく、昼寝をさせないと大パニックを起こすような子供でしたので、昼からの検査と聞いた時点でダメだなと思いました。
案の定、パニックパニックで一時間泣き叫んで検査は終了です。
2日目は他のお母様とお子様もおられたので、迷惑をかけて申し訳ない思いもありました。
私はもう泣きそうになり、眠たいから暴れてしまったのだと、普段はもう少しましなんだと必死に心理士さんに訴えかけたのを覚えています。
そして、検査が終わり、車で泣き叫びながら長男が寝たあとふと思いました。
今日のパニックで判断され、自閉症ということになったらどうしよう。
当時はそれほど何も分かっていなかったし、まだもしかしたらただのこの子の性格という希望があったのです。
2回目の検査が終了してから1週間後、医師の診察がありました。
そこで私は医師から「自閉症」と診断されたのです。