永田カビさんの『一人交換日記』を読みました📚


斎藤環さんの『母と娘はなぜこじれるのか』を思い出した。




「お母さん聞いてよ!



お母さんがひどいの!」


母への不満を母に聞いて貰うと言う矛盾したシーン、こじれ具合が伝わり、


愛情や執着が絡み合って自分に纏わり付き離れない苦しさが伝わってきた。


永田カビさんの著書に、繰り返し登場する、


「愛されたい!愛されたい!誰かに抱きしめられたくて気が狂いそう!!」


という感覚が私にはあまり分からないのだが、


「それはあなたは育つ上で、周りから幼い頃に十二分に愛を注がれたから」


…とは、簡単に、一概に、言えない気がするのである。


人は、空の状態でそれぞれ持って生まれた『愛情ボトル』があって、


これが大きいと、愛情がたくさんたくさん無いと満たされない気持ちになってしまうタイプで、


『愛情ボトル』が小さいと、少しの愛情をもらえれば、すぐに満たされるタイプなんじゃぁないかと思っている。


私は他の欠点は余りあるほど多いけれど、愛情に関しては、やたら燃費が良い気がしている。


『小さいボトル』で済むタイプなんだと思っている。


自分の身近な知り合いで、『愛情ボトル』がやたら大きい人がいて、親が愛情を注いでも注いでも一杯にならないから、まだ愛されたい!愛されたい!が強い人がいて、


愛情にも質と量があるのか?!とか、



本当に幼い頃の愛情不足だけが今の『愛情ボトル』の大きさを決めるのだろうか?


と考え込んでしまう。


また、『愛情ボトル』の形や、穴が開いてるとか、倒れやすいとか、


そんなのも、人それぞれなんだと思う。


永田カビさんの著書を読むと、『さびしすぎて~』もだけど、


愛情というものの万能性が、音を立てて崩れてしまう。


愛情が少しでも安定できる子と、個性として人より沢山の愛情を掛けないと安定しない子とがいると思うようになった。







……さて、本日は、


この、カビさんがたまに称されているような、『病みかわいい』

と言うジャンルのファッションをご紹介いたします。


『病みかわいい』は、


病んでる=メンタルに不調がある


且つ、


可愛い=女の子に受けるキュートさがある


みたいなファッションです。


ライトな病みカワくらいは、サブカルチャーファンには、小物で既に取り入れていると言う人も多いと思います。


本気の病みカワには、下北沢を歩いていた時に、注射器のモチーフのネックレスを見た時や、


ゴロンと実物大に近い、臓器としての心臓の模型を、首から下げている女の子を見た時に、


「おおお、なんだか痛くないハズの心臓が痛む‼️」


と、なってしまったので、


痛々しさを伴うものだと思いました。


こちらは、最近、春なので、身につけようかと思い始めて衣替えした時に出した、


Q-pot さんの、メルトリングのミルク。


コロンとしたフォルムに、


メルトリングの名にふさわしい、


とろ~りとろけたデザインが可愛いです。








サイズMで、すこし大きめ。






これのクリアレッドもあって、


それは指にはめると、


指から大出血してるみたいでマジ病みカワカッコいいんだけどね。


お財布の都合で、こちらにしました♫


キャンディみたいなツヤツヤ感も、とてもキュート。



「え~~⁉️


良さがわからん‼️


おばあちゃんの抜けた歯⁉️」


……いいんだ、LouiSに理解されなくとも。



むしろ、病みカワは、LouiSには、下手に理解を示したり、好きだとか言わないで欲しい。


ここが、サブカルチャーファンと、病みカワがリンクする点でしょうか。


『サブカルとは、サブカルが好きな自分が好きと言う姿勢』


すごく、腑に落ちた説明。