プレートルとロイヤル・フィルの炸裂クラシック-201107060416000.jpg


以前予告した通り、ジークハルトとリンツ・ブルックナー管のブル8を紹介しましょう!前にアイヒホルンのブル8を紹介しましたが、アイヒホルンはブルックナー管とブルックナー交響曲全集を録音中に死んでしまいました。その後を引き継いでブルックナー管の首席指揮者となります。全集ではアイヒホルンの死後、1番、3番、4番を引き継いで録音しました。つまり8番はアイヒホルンの指揮で今回の録音はどういう意味があったのでしょうか?しかし、どういう意味でもいい!アイヒホルンの91年の録音から9年経ったジークハルトのブル8!


これは素晴らしい!!いやいや、まさかです!期待してなかった(笑)分、感動も倍増!アイヒホルンとの8番は少し小じんまりまとまってしまった感があり、弦楽器より金管の主張が強いという欠点がありました。しかし、アイヒホルンの深みある表現と攻めるオケのバランスが何ともいえぬ素晴らしい演奏でした。今回のジークハルトはその欠点を十分に補い、常に大きな表現にこだわり、常に攻め続け、弦楽器もパワーアップし管を支えます。もうこれだけで名演奏なのは間違いありません。ワーグナーチューバは相変わらず安定感抜群!なんといい音!木管もマイナス点がなく問題なし!安心してブルックナーを楽しめます。スケルツォもやり過ぎ感もなくちょうどいい。アダージョも弦楽器がたっぷり鳴っていて広く広く響きます。チェロはもっと鳴ってもいいくらいにどの楽器も攻め続けます。終楽章、出だしから安定感抜群!トロンボーンとホルンの主題もいい。トランペットもファンファーレを確実に決めます!ティンパニもどっしり強打!痺れるー!もー音量MAXで聴きたいくらい!中間部もダレる事無く集中してます。さぁ、こうなったらコーダが恐ろしい。いや、いつまでも聴いていたいブル8です。コーダ直前のワーグナーチューバはもう少し音量がほしかった。しかし、その後の攻めが凄い。突如としてフルパワー炸裂!トロンボーンはブル8史上最高の攻め!トランペットも高らかに響く!最後のミレドはほどよい速さで決め無事着地!

幸せですねー。


チェリやヴァント、朝比奈、ジュリーニよりも確実に達成感や充実感が勝るのは凄いことだ。しかも、指揮がジークハルトで、オケも超一流じゃないところが凄い。かなり持ち上げてしまいましたが、きっとこの演奏の価値が分かる仲間も現れることでしょう。もう、この演奏を聴きたくて仕方ない方!







廃盤ですからー!





残念。





松本龍斬りっ!


全然関係ないし。


ぜひ聴いて下さい。