ANAに乗りながら、思ったこと | 単焦点フォトグラファー

錦の御旗

当時、前原誠司国土交通大臣は、自民党政権下の「日本航空の経営改善のための有識者会議」を廃止して「JAL再生タスクフォース」を設置。そして、なんだかんだと苦労をして東京証券取引所第1部に再上場を果たしたのは、記憶に新しいですよね。
(『なんだかんだ』の部分は結構ディープな世界です。調べてみると面白いですよ。)
そんな経緯もあり、すっかり【JAL=民主党】という『錦の御旗』となってしまいました。
簡単に言えば民主党の成果そのものです。

時代が変わり、政権も変わり。
現与党にとって『錦の御旗』は非常に目障りな存在です。手っ取り早く、相手の御旗を“へし折る”ストーリーを思いつきました。そう、政府専用機の件です。
『政府専用機の後継、B777に 機体整備はANAに初委託』
表向きのアナウンスは「受注を希望した両社とも政府専用機の整備に必要な要求事項は満たしていたが、納期や経費などの項目をさらに細かく評価した結果、全日空が上回った」としていますが、本音は『大人の事情』というところです。

既定路線
御旗を“へし折る”だけでは「腹の虫」が収まりません。収益に対しても「キャイーン、言わしたれ!」とばかりに、羽田発着枠もANAに依怙贔屓(えこひいき)しました。
民間の翼として世界に飛び立つANA、片や、親方日の丸JAL。
とはいえ、親方に見放されてしまったJALも民間と意識したほうがよさそうです。神風はもう吹きません。

大人がこれだもの…
大人の事情といえば聞こえがいいですが、単なる「いじめ」と変わりがないと思うのは気のせいでしょうか。
子供のイジメが陰湿。なんて話も聞きますが、大人のほうがもっとドロドロしています。



それはさておき、空の安全は大人の事情に左右される事なく守って欲しいですね。