健一はおかしな夢を見てやる気が低下していたが
なんとかその日の仕事はやりすごした。
仕事を終えると健一はすぐにあやに電話をした。
次の日が休みだったので泊まりに行ってもいいか尋ねた。
あやは快く健一を受け入れあや自身も喜んだ。

その晩の健一とあやの情事はいつもより激しかった。
夢のことそしてあけみと坂井のことさらに松本さやかのこと
それが健一の性欲を増幅させた。
あやも健一の激しさに同調した。

もう夏の暑さはなく秋の涼しげな空気が流れていたが
二人の体温は急激に上昇し大量のが流れた。
二回目をしようとしてきたのはあやの方だった。
健一は坂井が言っていたあけみのことを思い出した。
健一も一晩に一回で満足だったが
このときは二回目に応じた。

それは坂井とあけみの関係とは違うことを確かめるかのようであった。
そしてまたどこか坂井とあけみに負けたくないという気持ちもあった。
二回目の激しいセックスが終わったあと
そのまま二人は眠りに入っていった。

健一が目覚めたのは
下半身に何かを感じたからだった。
あやは健一が目覚める5分前に目を開け
健一の下半身に手を伸ばした。
健一の性器が大きくなっていくのに気付いたあや
布団の中にもぐりこんでその大きくなっているものを口にした。
そこで目覚めた健一は快感と叫喚
両方を含んだ声をあげた。
3回目のセックスがはじまったのは
2回目が終わり5時間が経過した朝方のころだった。

3回目は1.2回目ほどの激しさはなかったが
気持ちは激しさを増していた。
健一は【女は昼は淑女、夜は娼婦が良い】という事を思い出し
あやはまさにその通りだと考えていた。

健一が再び目覚めた頃には
あやの姿はなく時計は12時を示していた。
テーブルの上には手紙とカギが置いてある。
健一は顔を洗って歯を磨いてからその手紙に気付いた。
【学校行ってきま~す★】
【合鍵つくったから健一持ってていいよー愛カギだよ愛鍵!LOVE KEY!】
【健一ラブなあやより♪】

健一はあやの部屋のシャワーをあびて
冷蔵庫のお茶を一杯頂いた。
空腹であることに気付いたが一人暮らしのあやの食べ物に手を出すのは気が引けた。
家に帰って食べようか
帰る途中にどこか店に入って食べようかと考えた。
そうだ!大学に行こう。
久しぶりに我が母校に行ってみよう。
あやにも会える。
学食も悪くない。
お気に入りの南蛮定食が食べたくなってきた。

健一は問題を解決する最も最適な方法を思いついたような気分だった。
雲ひとつ無い晴れ渡った空の下を
健一はバイクを走らせた。
最高に気分が良かった。


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