U美との出会い2 | 男の本音 ~自分を見つめ直すために~ 

U美との出会い2

コンパの次の日。都内の花火大会であった。
地元の仲間達と10人ほど、クーラーボックスに詰め込んだビールを飲みながら、みんなが花火に夢中になっているとき、オレは携帯を眺めていた。

U美からの返信はない・・・


しかし酔いが回ってくると、U美のことはすっかり忘れていた。

花火が終わり、2次会をして、そして帰宅したのは2時過ぎ。
そして倒れ込むように横になり、今まさに眠りに就こうをしたその時、
メールの着信♪が部屋にこだまする!!

タイトル:遅れてゴメンネ~
本文:金曜日はホントに楽しかったよ!!
   あの夜、メールを送ったつもりだったんだけど、実は
   送信失敗してて(汗 今日はメールが一件もなかったから
   気づかなくて・・・
    ~中略~
   今度絶対遊びにいこうね↑↑楽しみに待ってるよ~~


キ、キターーーーー!!!!
しかも絶対遊びにときたもんだっっ

久しぶりの手応えあるメールに、酔いも眠気も吹っ飛び、速攻返信を打つ。

彼女の会社は新橋。オレは飯田橋。中間点は日本橋?丸の内?
いやいや初メシなんだ、向こうが来安くて、そして帰りやすい銀座がいいだろう。
銀座だったら・・・候補の店が2,3件思い浮かぶ。
「イタリアン」「カフェバー」「和風ダイニング」

そして、「銀座当たりでどう?来週」と誘いの文言を含めたメールを送信しようと、メールボタンを押そうとしたが、一瞬ある言葉が頭をよぎる。

『ガツガツするな!ガツガツしているのなんてすぐ女に見透かされるぞ!』


オレは躊躇った。そして考えた。今は深夜2時半。普通に生活していれば寝ていてもおかしくない時間だ。何も即レスしなくてもいいんじゃないか?ガツガツしてると思われたらせっかくのチャンスが遠のく可能性だってある。明日、なんか楽しいネタを混ぜて、そして送った方が・・・

オレにしては珍しい。
いつもだったら何も考えずに即レスしていただろう。
でも今回はちょっととどまった。
そう、いつもだったら「ダメだったら次を探せばいいじゃないか!」って感じで、どんどんぶつかって行ってた。

でも今回は何故か「ダメなら次」とは思えなかったのである。



翌日、洗濯をすませ、昨日の花火の小話と写メを添付して、送信した。

洗濯物が一瞬で乾いてしまいそう、そんな夏日の昼下がり。




U美からの返信はその夜に来た。
「銀座じゃなくてもpretendクンが来やすいところでいいよ」
そんな気遣いの1行を含んだ、気分のいいメールであった。



月曜日・火曜日
メールは確か1往復半~2往復。決して多い方ではないが、少なくもない。
1画面にちょうど入りきるぐらいの文で書けば、同じぐらいのレスを返してくるU美。

約束の水曜日は着々と近づいていた。