改めて。 | クズで何が悪い!

クズで何が悪い!

場末の飲み屋の酔っ払い程度の「なんでもかんでも言掛り」です。

感じるのは「採点競技の難しさ」ではないかと。

 

ミラノ五輪の事ですが・・・まずは「男子モーグル」。

モーグル競技の、得点の内訳はこうです。

まずはスピード点。これは設定されたタイムで得点は固定です。一番早い人が一番得点が高い。それだけです。これが総得点に占める割合は20%。次にエア点。これも20%。難易度・完成度・着地などで評価されます。最後にターン点。これは60%を超える、モーグル競技の重要要素。中間セクションを、いかに早く正確に滑るか?で評価されます。

 

では堀島選手の最後の滑りを見ていけば・・・まずスピードは3選手中一番です。中間のターンセクションでも一番の得点です。エアは着地の微妙な乱れを指摘され3番目です。しかし、エアの構成難度は、第一エアはみんな同じ技。最後にコーク1440をやった事で間違いなく堀島選手が一番のはずです。

要素の2つで一番で、エアにしても完成度で少々劣ると言いますが、難易度は一番です。これで、上位の2人に得点で負ける、オレには信じられない事です。

 

せめて同点、もしくは予選の85点のような点が出ても、全く不思議じゃありません。このあたりが・・・採点競技の難しさで、ジャッジの好みがもろに出る、そしビッグネームは更に点が出やすりという、昔から傾向をもろに証明したるように、オレには見えます。

 

2位のキングスベリー選手が、同点で負けて板を投げ飛ばしていましたが・・・オレに言わせれば、それ以前に堀島にも負けてただろ、と。しかし、以前、上村が最後の五輪で4位の時、3位になったのは当時の女王「ハナ・カーニー」選手。しかも、最終滑走で明らかにバランスを崩したのだが、出た点は上村より上。この時も、やっぱりモーグルは「ビッグネーム加点」があるのでは?という疑問があった。

 

昨晩も、家族で見てましたが・・・準決勝のキングスベリーの演技を見て「絶対に点が出るぞ」と言ってたら、その通り。堀島を3点以上上回る得点。息子も「堀島のほうが上に見えるけど」と言ってまして、正直「素人目」にも、せめて同点。

 

そんな決勝で、勝ったウッズ選手頑張りましたが、堀島より上って事は理解に苦しむ。まして、堀島は準決勝よりタイムを上げてきたのに対して、ウッズ選手は下げている。なのに、決勝では得点を上げた。その理由が、もし「ターン点」であれば理解はできるが、ターンのセクションのポイントは堀島のほうが高い。では、その2つの要素をカバーするだけのエアだったか?と言えば「否」。そこまでの差はない。いや堀島のほうが上だろう。

 

と言うのが、採点競技の難しさで、ジャッジの好みがもろに出る。いくら採点を厳密化?しようとも、最後は「印象」などの要素が出る訳で・・・これほど悔しい銅メダルはない。誰もやらないトリックを成功させ、誰よりも速いタイムで滑り降り、ターンの技術も一番だったのに。唯一、「しょうがねぇか」と感じるのは、堀島のほうが背が小さい^^; 見栄えは「大柄の選手」のほうが上。それは認めるが。。。

 

デュアルでは、頑張って見返して貰いたいもので・・・もう一つ言えば、今シーズン、世界ランク一位の堀島ですが、ワールドカップなどの国際大会と五輪では、点の出方が違うとは、昔から言われており・・・そのあたりも勝てなかった要素かと。

 

 

もう一つ、女子のハーフパイプも、ジャッジの好みの問題か?という、今回の採点結果。

今回のジャッジは「高さ」に特化した採点のようで・・・それ以外の要素「難易度」や「完成度」、更にはスノボでよく使われる「スタイル」より、高い選手に高得点。そんな印象でした。

 

勝った選手も、3本目で勝負をかけて大きなミスなく滑りましたが、彼女の演技で「これは」ってのは「高さ」のみ。高難易度の我がある訳でもなく、スタイルを見せてる訳でもない。女王クロエと比較して圧倒した印象もない。高さだけは、トータルで維持して「見栄えは良かった」。対するクロエは、総合的に高得点を出せる選手。今回は、彼女の圧倒的高さってのはなく、それが差になったか。

 

対する日本勢。上位3選手の中で、一番高さを出してたのが小野選手で間違いない。技の難易度では清水選手の3本目は、全選手の中でも上位のもの。あれプラス、彼女の持ち味の「高さ」が出ていれば、3位どころか2位mであったでしょう。いや、優勝した選手の点を超えていたかもしれません。

5位・工藤選手の構成は、「やっぱりスノボ」って感じの、独特なスタイル表現。昔は「ボーニング」と言い、今は「ポーク」と言いますが、グラブした状態でどちらかの足を「延ばす」同左。これがスノボでは「かっこいい」という事で、スタイル表現とされ評価される。残念ながら今回は、上位の選手の中で「高さ」において劣ったようで、得点は伸びなかった。しかし、あの構成で80点以上を出せるのは彼女の持ち味。もう少し高さが出ていれば、今回の3位もあったでしょうね。

 

というように・・・スノボは「どうしてか?」という事が、素人でもわかる反面、正直「そこまでの差か?」であり、ジャッジの好みの「高さ」を重視したようにも感じ・・・また「天気が良ければ見え方も違う」状況の中、高さだけは、天気左右されず確認できるという事で・・・まさに「運」の要素がもろに出た。実際、昼間の試合とナイターで、得点が変わる事はありますからね。

 

まあ、仕方ないとはいえ・・・ジャッジが全てとは言え・・・堀島選手は、本当に悔しい結果でした。ハーフパイプは・・・こんな事を言っちゃ失礼ですが、日本人上位2選手。小野選手が21歳、他の二人は高校生。まだまだ先がありますので、頑張って欲しいものです。世界に手が届くことは今回証明しましたので。

 

最後に「せな」選手。スノボの日本人選手団・最年長の27歳。前回の銅メダリスト。やっぱり、これだけ若手が台頭し、技の難易度も上がり、厳しい戦いになった事は否めない。更には、入場式の「旗手は勝てない」というジンクスもあり・・・しかし、確実の決勝に進み、一定の結果を残したことは本当に良かった。きっと、お姉さんとしてチームを纏める仕事もしてたのでしょう。年齢的に次は厳しいでしょう。本当にお疲れさまと言いたいものです。次は妹・るき選手かな?^^

 

まだ、スノージャパンは男子HPもあれば、男女のスロープスタイルもありますので、引き続き「全種目でメダル」の目標に向けて頑張ってください。眠気と戦いながら、応援してます!

 

頑張れ・ニッポン!