あの、「知事」が・・・そう静岡県の川勝知事、差別発言で辞任表明。がしかし、本人は「差別発言」で辞める訳じゃなく「リニアの方向性が定まった」からだと、ボケた事を言っている。

ま、この知事については「あーだこーだ」と言ってもしょうがないくらいの人なので、どうでもいいのだが・・・

 

前回、「極左」や「極右」などと書いたが、よく見ていればわかる話で「思想の偏りの大きい人は、往々にして差別的である」という現実。なので、こういう発言は「自論のみで全体を見渡せない」人には、ある意味で「当然」の事となる。

 

しかも、これが「差別的」だという「認識」が全くないのが、大きな問題。まあ、こういう人を「知事」にしてたんだから、責任は「みんな」にあるね。

この人、一時期「早稲田」で教鞭をとっていたようで、弊社の近所に住んでいたようで。当時、家を貸していた人によれば、「よくわからない偏屈な人」だそうで、当時から「自分の言い分しか認めない」というような人だったらしい。

 

結局、「ほらね」って事で、やらかすんですよ、こういう風に。色んな人が一斉に叩き出したが、もっと前にわかるだろ、と。

誰にも理解できない「妄想?」みたいな話を、延々繰り広げ、誰が何を言おうが聞かない。リニア問題も主張は二転三転、最後には自分の権限外の「部分開業を見て」だそうで・・・怒りを通り越して、相手に出来ないレベルだが、現役「知事」だってんだから恐れ入る。

 

前には「議会の承認が得られない」って事で、自分で言い出した「ボーナス返上」もやってない。毎回「退職金4000万円」を貰って、総額は今回含めて1億円以上。10年以上の給料総額はその倍程度。3億を超える税金を・・・この人に、である。

 

まあ、リニアが良いか悪いかと言い出せば色んな議論があるだろうが、国家事業として「やると決めた」ものに対して、個人のエゴを押し通し、結果「国民全体」に負担を強いるやり方が、まともだとも言うのかね? 

そして「辞めるのは6月議会」だそうで、6月にはまたボーナス支給があり、その額「300万円」だそうで・・・貰うんだろうな、当然。そういうところも「計算高い」人なんだろう・・・

 

 

次に「次世代半導体」事業に、総額「1兆円」を超える資金提供を決めた政府。

この「半導体」については、日本の経済界の「大きな判断ミス」がある訳で、そのツケは「国に払わせる」という、面白い現実。

 

そもそも、30年まえには「世界ので一番」の半導体生産レベルにあった日本の企業。しかしながら、「海外から買ったほうが安い」という判断の元、東南アジアの国に生産を任せるようになった。結果が「今」だという事。

半導体の「将来像」も描けず、単に「経済の合理性」を追求した結果、技術開発でも遅れを取り、国内生産はズタズタになり、コロナ渦においては「半導体が手当てできない」と、それを使う「車や家電」は大打撃を受けた。しかも、それによるメリットは今では一切なく、いやむしろ悪くなっているのが現実。それでも企業は儲けているが。。。

 

そして「日本の貧困化」は進み、30年前には想像も出来なかった「海外企業が日本に工場建設」という、立場は完全に逆転された。元々、日本が主導権を握ってた製品で、日本は「下請け扱い」されるまで、弱体化した訳だ。

 

慌てて?やってる感?が、どうしても見え隠れするが、やらないよりやったほうがましという事もある。しかし「お上が口出し」して、まともな事が出来るか、甚だ疑問。しかし今回は「お前らに任せておいたらこの始末」って部分もあり、しょうがないのかね。

 

 

最後にジャイアンツ。

開幕2連勝した時は、このブログの読者さんは「お前の言う事は、毎度あてにならない」と思った事でしょう・大笑

ま、その通りなんだが、それ以降の結果を見て、今はどうお考えか?と。

 

まず、開幕2連勝は「阪神が弱い」という事がある。昨年まで打てた人が結果が出ない。特に3番は酷い。見てて「バットに当たる気がしない」。4番は、まああんなもんでしょうと、何年言われてきたことか。それ以外も酷かった。ジャイアンツのピッチャが良かったという説もあるが、オレには「普通」程度にしか見えない。それでも抑えられたという事、思った以上に、オープン戦の結果の通り「阪神は弱い」と感じた。

 

続くドラゴンズ。オレの評価では「最下位候補」だが、出だしは順調で可もなく不可もなく。そのチームに連敗。現時点で2勝3敗で、リーグ最下位。ま、始まったばかりだが、出だしで躓くとそのままいくってのは、良くある話。

そして指摘の通り「外野手は日替わり」。梶谷のダイビング一発で勝った初戦。おまけのホームランまでは良かったが、既にその梶谷は1軍にすらいない。期待して先発させた佐々木も今はベンチ。当初2軍だったオコエは上がり・・・なんもしてない長野は1軍に居座る。

 

オレの想定以上の仕事をしてるのは「丸」くらい。及第点の門脇、春先は打つんだよねの吉川。あとは「ボチボチ」でしょ。

そしてついに、特待生菅野が本日登板。そうなると、専属キャッチャー小林が本日先発。この人も、最初は打つかもね?だが、意外とと言ったら失礼だが、ドラゴンズのピッチャー陣は「出来が良い」。今のところという注釈はつくが。

それを打てるかね? 打てない前提で考えれば、7人で戦っているというのがジャイアンツ。昨年「8番・木浪」が大活躍した阪神のように、中軸以外で点がとれるチームが「強い」という事。その木浪が不調では。。。のタイガース。

 

ついには「丸を3番」に上げたようだが、そういう事を「やる時期ではない」という事もある。「まだ数試合」という「腹を括れるか」が大切な時期に「なんとか点を取りたい」と、打てる選手を並べる事は、展望がない。そもそも「門脇の3番」なんて、言ってた専門家は、何を見てんだ?と。

 

坂本なんてのは6番・7番でちょうどいい。振り回すだけで「三振かホームラン」みたいな選手が中軸を打つと、得点力が下がるのは、誰でも知ってる事でしょ。ま、球場が広くなれば打率も下がるしホームランも減る、と予想しときましょう・笑

 

まあ、阿部さんも大変なんだろうけど、ピッチャーは良いのだから、焦らず組み立てをしっかりやれば「勝ちは」ついてくると思うけどね。その為に、「コントロールの悪い」ピッチャーは使わない事です。誰とは言わないが、現に「即2軍」にしたようですから、昨日の先発外国人は。

なんだか、「すぐに落とす」選手と、「そうじゃない選手」の明確なラインが見えない事が問題。梶谷は落とすが長野は落とさない、なんてのがその典型。どっちの力が上か?なんて、似たり寄ったりでしょ。

 

これで、吉川や丸が打てなくなったら・・・恐ろしい事になりますね。

 

この先、「野球の上手い」広島やヤクルト相手になって、真価が問われますね、間違いなく。今のタイガースやドラゴンズに苦戦するのは仕方ないとしても、「方向性に間違いはない」と言えるような野球を見せて欲しいものです。

 

特に応援はしてませんが・笑

 

 

おまけ

大谷さんは・・・しょうがないんと思うんですよオレは。

あの事件の影響も少なからずあるだろうし・・・みんな、専門家もコメンテーターも言ってた事「ベッツ・フリーマン」に囲まれて打つチャンスが増える、四球が減るってのは・・・諸刃の剣だと、オレは思ってましたから。

 

今の状態だと、大谷には「全力勝負」となりますね、間違いなく。5割を越えるベッツに、調子のよいフリーマン。1番から3番で、一番アウトを取る確率が高いのが大谷だと、相手チームは見るでしょう。その結果、昨年より「変化球」で勝負する場面が増えている。データを見てもそれは証明されている。要は「打たれても長打を打たさない」という事。

 

また、「四球がなくなる」という事は、打数が増える訳で、そりゃ「打てる確率」も上がるでしょうが、同じように「打てない確率」も上がる訳で、5回打席に立ってヒット1本打ったとして、その間に四球があるとないとで「打率は雲泥の差」となる訳です。仮に四球1回で、4打数1安打で250。5打数1安打だと200。2回だと、3の1で333,4の1で250。この積み重ねは、ジワジワ聞いてきますよ「成績」だけみれば。

 

毎打席「厳しく攻められ」「四球も減って」、さすがの大谷でも「余計な事件」まで背負わされれば・・・中々結果が出ないのはしょうがないと、オレには見えるけど、如何なものか。

それでも結果を出すのも「大谷さん」ですから、かならず「今日も打ったね」とファンが楽しめる日が、すぐに来ますよ。

 

もう少し「左への打球」が増えてくればいいのだが、今はどんあに早い打球でヒットを打っても「ひっぱり専門」。これが「右中間に打球が飛べば」問題なし。昨日の最終打席で、スタンドまではいかなかったが、その打球が出てきた。

 

大丈夫です、大谷は「みんなの想定外」の選手ですから。