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場末の飲み屋の酔っ払い程度の「なんでもかんでも言掛り」です。

まずは、モータースポーツから。

 

Fー1挑戦の角田君は、まあいいでしょう。オレの注目は、前から書いてる「JUJU」選手。ついに今季、国内のスーパーフォーミュラにエントリー。ルーキーテストに特別参加したので、もしかして?と思っていたら実現した。

JUJUさんは、年齢の壁に阻まれて、ずっと海外で戦ってきた。フォーミュラカテゴリーの上から3番目で年間チャンピオンなど、着実にステップアップしてきたのだが、まさか今年?とびっくりだ。

 

未だに運転免許も取れない17歳。今、18歳になるのを見越して教習所に通っているようだが、現役JK。海外では、まあ色々大変で、レギュレーションをいきなり変えられたり、チャンピオンがかかった最終戦の予選では、露骨な「妨害行為」を受けたり・・・しかし彼女は負けなかった。予選の妨害に対しては、堂々と相手選手ちなみに「男」を突き飛ばすような仕草で文句を言い、一切引かない態度で応戦。こういうの日本的には???だろうが、海外では「マスト」な対応。とにかく「舐められたら終わり」ですから。

 

親父の野田秀樹さんも「相手も負けたくない。まして女性に。必死なのでしょう」と、時に笑顔で愛娘をサポートし続ける。そして、一緒に「抗議」に向かう^^;

年間「1億5千万円」かかるチームの運営費。移動は何キロあろうとも車。ヨーロッパ各国を回る。一番遠いとところまで約2500キロ。それを親父が一人で運転。大変なんてもんじゃないでしょう、運転手じゃないなく、到着してからもやる事満載なんですから。そこまでして節約する、その理由は「費用」。レースは金にならない。まして2軍・3軍戦。費用のほとんどはスポンサーからの支援のみ。車はキャンピングカー。食事は全部母親の手料理。ベース基地はガレージで、家はない。いや家は必要ない。何故なら、ほぼいないから。勉強はリモート。車の中や移動先でやっている。チームスタッフは5名。通常は10名以上。車は5000万円以上。タイヤも1セット数十万円。なので、使えるうちは使いまわし。傷が出来れば剥いて使う。

そんな、失礼ながら「アパッチ野球軍」的なプライベイトチームで、年間チャンピオン。凄い事なんです。そしてSSのルーキーテストでは、参加選手で最長の時間を走り、初日からタイムを上げ、最終日にはトップまで2秒差。初めて乗ったマシンで、初めて走るサーキットで、誰もが予想以上と話す成績。まして、この車「トップの車」より圧倒的にポテンシャルの劣る車。同じ車だったら?と考えると、充分な成績。

 

最早、大谷君と一緒で、JUJU選手は何をやっても想定内で、今までの常識は当てはまらない。、まして、体力が劣る女性で「4G」とか「6G」とかに耐える訳ですから、想像も出来ません。加えて、前から書いてる通り、彼女は「緊張しない」らしい。普通であれば、速度も上がり、Gも増え、緊張感から「汗をかいたり」「心拍数は上がったり」が普通。なのに彼女が使ったグローブは、一切「濡れている事」がないらしい。これが一番驚くと、野田秀樹さんは言っている。

 

この先、を考えても・・・だが、このクラスの最高速は300キロ程度だが、Fー1だとすれば、最高速は350キロを超え、Gも増える。体力との戦い。インディなども一緒。期待しましょう。何しろ「楽しい」らしいですから、あのスピードが^^;

 

次にラグビー。

今、トップリーグ真っ盛りで、想像の通り「世界のトップ」が素晴らしいプレーを見せてくれてます。南半球を中心に、W杯の上位国、南アフリカ・ニュージーランド・オーストラリア・・・凄い選手が大勢参戦中。

例えば野球であれば、メジャーの選手は出ているようなもの。サッカーであれば、ヨーロッパや南米のトップ選手がぷれーしてるようなもの、という事なんです。生で見るだけで、ファンは幸せな気分になれる、そんな状態なんです。それを肌で感じられる選手は、もっと幸せな事でしょう。

 

そんな中で、オレらしく?ちょっと心配事が。

それは、「エディ」の代表監督就任のニュース。あの「南アフリカ」を倒して世界を驚かせた時の代表監督。その後、その成果?なのかイングランド監督になるも解任。そして今回のW杯はオーストラリア監督で出場。しかし驚きの「予選敗退」。あのオーストラリアがです。その監督を、また招聘する協会の、意図がわかりませんな。

結果が全ての代表監督。まして、世界を渡り歩く「監督業」のスペシャリスト。その人が、この8年大した成績も出せず、加えて「W杯開催中」から、日本協会と接触。となれば、批判は当然起こるはずが、思った以上に反響なし。って事は、オーストラリアからも「どうぞ」と思われていたのでしょう。

 

オレは反対ですね、この人事は。

今更エディでもないでしょ。この8年、日本はエディのラグビーを進化させジャパンスタイルで勝ってきた。それなりに結果も出て、選手の層も厚くなり、次のステップへ進むときに、「昔の名前で・・・」じゃねぇ。まして、彼自身「この8年」で成績を上げてきたならいざ知らず、大きな成績はなく、ティア8のチームで唯一「ベスト8入り」を逃した訳で(そこに、日本を破ったアルゼンチンが入ったのだが)、その監督でいいのかね?と。

 

まあどうなるかわかりませんが・・・「オレは」という事です。いや、戦力が高まっているので、誰がやろうとも「それなり」の成績は出せるでしょうね。

 

ちなみに、「オレは」で言えば、元代表監督の「清宮」も好きじゃありません。早稲田・サントリー・ヤマハ・代表と、ラグビー界の王道を歩き、それなりに評価も高い「清宮」さん。息子は言わずと知れた「日ハム・清宮」。この人、オレには実績以上の評価だと思えるからで、そこまでの人か?と。

まあ、ラグビーの「王道対決」で言えば「平尾」の圧勝でしょう。高校生から、どの年代でも「日本一」を獲得し、ラグビーW杯は第一回から出場。神戸製鋼では日本選手権7連覇。と、現役時代の成績はどうでもいいのです。彼の功績はむしろ引退後に評価されるべき部分が大きいのです。

 

日本ラグビーの近代化を早くから訴え、協会に入り改革に着手。代表監督としては、納得がいく成績を残した訳じゃないが、その後の日本の成長は「平尾」なくして語れるものじゃない。

野球で、「星野は野村の遺産で優勝した」と言われるように、中日では一度も勝てなかった星野。しかし阪神・仙台と優勝したが、このどちらも「前の監督は野村さん」という事で、野村さんが下地を作ったちーむでしか優勝できないと言われたものです。

同じように清宮も、誰かが何かをした、その後で頑張ったとしか、オレには見えず、評価が先走ってないか?と感じるのです。

特に監督となったサントリー、ここでエディと一緒になった時期があるのだが・・・

 

これからの監督像は、サッカー・森保さんも、野球・栗山さんもそうですが、一時代前の「指示型」の監督は流行りません。今の監督は、世界的に見ても「寄り添い型」とでも言うか、選手と同じ目線で指導できる、そんな監督が主流です。現にメジャーでは、だいぶ前からこの監督像です。

これは、時代が選手が、それで「伸びる」時代となっており、誰がなにを言おうが「それでしか成功しない」という事なんです。

選手が育ってきた環境が「お前、こうやれ!」ってのは、理解する以前に身体が受け入れないのですから。それがわからない代表が「原監督」。そして、同系統の「阿部監督」。なので「ジャイアンツは、まだまだ苦労する」とオレは予想する訳です。

 

まあ、オレの予想なんてのはどうでもいいのだが・・・

この二つは・・・まさに「注視する」って事だと、それだけの話です・笑