本当に意味のある言葉。 | クズで何が悪い!

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場末の飲み屋の酔っ払い程度の「なんでもかんでも言掛り」です。

「戦争を知ってる世代が政治をやってる内は大丈夫。しかし、戦争を知らない世代が政治を動かすようになった時が危険だ」

 

これは、政治が大丈夫だという意味ではなく、政治が危ないという意味でもなく、「戦争はしない」という事を意味する言葉。

あの「田中角栄」の名言だ。

極めて先見の明があると思う。知ってれば対処も出来るし、そもそも「悲惨さ」を目の当たりにしてきた経験が、戦争へ突っ走る事は絶対にない。いや、そういう政治はやらないという事でしょうが、知らなければ「そのリスク」「結果」も知らず、主義主張や理想だけで突っ走る危険性が、間違いなくあるという事。

 

また「富の分配」が政治の使命だとする政治家がいる。当たり前だ、それが政治なのだから。でなければ「税金を集める根拠」がなくなる。富の分配と聞くと、すぐに「赤」だの「左翼」だのと批判する人がいる。本当にそう思っているなら、相当おめでたい人で間違いない。主義・思想は、そんな事で測るものではなく、それだけで判断できるものではない。

 

前述の田中角栄を「左」と言う人はいないだろう。しかし間違いなく、田中角栄の政治思想は「リベラル」だ。今の線引きで言えば「左寄り」と言われるリベラルで間違いない。いや、けっして「右」ではない。そのそも、自民党は「自由党」と「民主党」が合併してできた政党。その時、結党の資金を出したと言われるのが、政商だの右翼だの言われた「こだまよしお」だ。だからなのか自民党は「右」だと言われることが多い。確かに「靖国問題」を見れば、その通りだろうが、全部がそうか?と言われれば、結党時もそうだが、今での「リベラル」な政治家は多い。要は「選挙互助会」という性格があるからなのだろう。また、保守を言う政治家は右寄りなんでしょう。がしかし、自民党の政策は保守ではあり得ないのだが。

 

 

それを踏まえなければ政治の使命を見誤るという事。

「富の再分配」なんて言うからわかりずらいが、要は「みんなで金を出し合い、必要なところへ分配する」という事。例えば、今回のような災害時に、被災地・被災者を「税金」を使って支援する。こういうのが「富の再分配」の最たる例。これを認めないとなれば、「田舎の災害は金がないので何もできない」となってしまう。

また、富を集中させている「都市部」は、田舎の役割があって成り立っている。食料もそうだし、水もそう。発電だってなんだって、自己完結出来るはずもない「都市部」は、田舎を支援することは、自分たちの性格を守る事と同義語で、「やるやらないの話」ではなく、「やらなければならない話」だと知るべき。ここでも「左翼思想」なんてのは存在しない。当たり前の話だ。

 

今回、初めて被災地へ入る総理。驚くのは、知事も初めて現地入りだとか。よくそれで知事でいられるね。他の政治家と同じだとでも思ってるとしたら、次は落ちますね、間違いなく。地元民はバカじゃない。それで「山本太郎」を批判しても、まったく心に響かない。彼の言動が悪いというのなら、自分はなにしたんだね?と。

 

良く知らないが、総理は「被災者へ20万円の貸付」を決定したとか。「20万円」も驚きだが、もっとすごいのは「貸付」だって事。微々たる金額で、20万円で何ができるか知らないが、それを「返せ」と言う。こういう政治が「保守」でもなければ「右」でもなく、権威者は誰だか知らないが、間違いない「権威主義的政治手法」。お隣の国と同じだね。いや、もっと酷いか。。。

 

今、何をおいても救うべきは「被災者」で、過失もない「自然災害」で、生きる事すら厳しい状況。その中で、「20万円」で「貸付」・・・被災者に絶望を与えているという意識すらない、冷血漢という事で、やっぱり彼は「大企業」もっと言えば「自分に金をくれる人」と「財務省」のいう事しか聞かないというのが、彼の政治思想のようで・・・まったくもって「権威主義の象徴」。金の問題はさておいても、今の自民党の政治家さんは、それを「是とする」のか「そうじゃないのか、少なくとも「それだけははっきり」して欲しいもので、じゃないと「みんな落とされるぞ」と。いや、ここでも「比較」の話で、「悪代官は安泰でも、「力はないが真面目に政治活動してる政治家」から、落とされるのが現実だよ、政治家さん。

 

要は、自分は大丈夫なんてのは妄想以外の何物でもないが、人はそういう「根拠のない」ものでも「縋りつきたく」なるんだろうが。

 

 

今年は、間違いなく金利が上がる。インフレは進む。給料は「大企業」だけ上がる。税金は間違いなく上がり、所得比で半分を越えていく。そんな中での災害で、まともに暮らせるはずがない。

 

儲かる人は一握り。その支援だけが岸田の頼みの綱。切りましょうか、皆さんで。と言う主張が「左翼」だというホリエモンは、いったい何様なのかね? 国から20億ももらって「ロケット遊び」をさせて貰ってるからって、政府の手先になるのは、正しいのかね?

自論になじまな人は全部「バカ」扱いで、政府にものを言えば「左翼のバカ」と決めつけて批判する。完全に「独裁者のふるまい」と変わらず、ここにも「権威主義の馬鹿者」が存在すると見せてくれている。恥ずかしい話だ。20億くらいで、ここまでやる、あんたは小者だね。どうせ威張るなら「200兆円」くらい、政府を騙して巻き上げるくらいの「大物」ぶりを見せてから言ってくれ。

 

何事も「論破・論破」が流行りのようだが、相手を論破してどんな価値があるんだね? ひろゆきくんよ。

論破して、何かが変わり、何かが良くなるのかね? そんな「論破」は、君たちの「マスターベーション」とどれだけ違うのかね・大笑

 

議論は大切。そして民主主義の基本は議論。がしかし、白黒つけることが一番の目的ではなく、大勢の意見が少数の意見を、どれだけ汲み取り・反映し、より良いものを作り出す事が出来るか、それが本質。多数決が全てじゃない。それがわからないから「勝った気になって」横暴な意見がはびこる。こんなのは、到底「民主主義」ではあり得ないのだが、今はそう思われている。ここでも「権威主義」が蔓延し、インチキ論破で偉そうにしてる輩が大きな顔をし「似非民主主義」もどきが蔓延する。

 

時代は変わろうとも「政治は何のためにあるか」「何を一番に考えるべきか」を、先人の教えに戻り、検討してみるといいよ。今に繋がる「良い事」をいっぱい言ってるから。

発信力だけじゃなく、語彙力も、主義主張も、もっと言えば思想も・・・完敗ですよ、今の政治家さんは。そりゃそうで、昔は「本当に国がなくなるかもしれない」という現実が目も前にあったのですから、そりゃぁ真剣にもなりますわな。今は「言葉遊び」してても「国がなくなる危機感」なんてのは、政治家にありませんからな。

 

その程度の危機感で、災害時にまともな対応が出来る訳がないですよねぇ。

それで、国民から信頼される訳ないですよねぇ。

 

だからって、その「腹いせ」に、税金を踏んだ来るってのは・・・

子供以下ですよ、間違いなく・大笑