これが実態だからダメなんだよな。 | クズで何が悪い!

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場末の飲み屋の酔っ払い程度の「なんでもかんでも言掛り」です。

宇都宮市が導入したLRT。ライトレールトレインという事で、要は「路面電車」と「軌道洗車」を組み合わせて市内を走らせるもの。これで、市内の渋滞抑制や市民の足の確保を狙ったものだが・・・動き出してから30年の歳月がかかって今年やっと開業。

予想を上回る業績に、間違いなく渋滞も減り・・・

 

これの結果はいのだが、その過程での「政争」の醜い実態。

賛成派の市長は何度も何度も「選挙」を戦い、その都度「LRT」が争点とされた。他にないのかね?はともかくとして、反対派は立憲くんに共産くん。諸々「ダメな理由」も持ち出して、その間に「建設費用が1.5倍」となり、危ぶまれたが・・・

 

反対がダメっていう訳じゃないんですよ。ダメなら反対するのが当たり前なんだから。しかし、その理由が「ナンセンス」なものばかり。その結果30年で、その結果で費用も増え・・・

しかし、出来てみれば「開業3か月」で驚きの数字が。当初予定の使用者数の3倍ってんだから、反対の理由も意味がないと証明された。最初の1か月は、まあ「ご祝儀」って事で、珍しいとかなんだとか色々理由はあるでしょうが、その後の2か月も落ちない利用者数。

 

政治家のいう事なんて「あてにならない」って事でしょうか。

 

そしてこの後・・・

現在の開業実績は「宇都宮駅から東へホンダの工場近く」まで。これを「西口」にも導入しようという計画があるのだが、案の定「反対」。その理由が、まず「コスト」。西側は、有名なオリオン通りなどがある、所謂「宇都宮の繁華街」という事。簡単に「路線を作れない」だそうですが、そもそも「そういうところで力を発揮する」のがLRTじゃないのかね?と。

次に、宇都宮は「全国でも珍しいくらい」のバス路線の充実している自治体。なので、それとの兼ね合いが難しいらしい。それって、今出ている「運転手の減少による減便」だとか「環境問題」だとか、そういうのは考えないのかね?と。

更には、「上がり続ける建設コスト」も問題らしいが・・・

 

それらを含めて、将来への改善策が「LRT」だったはず。それを抜きにして「反対の為の反対理由」をあげるのは、いくら野党の戦術としても、やりすぎだろとオレには見える。

 

軌道を敷いて電車を引いて・・・それが「費用対効果」で問題が大きいからの「LRT」。地下鉄のような「高額な工事費」をかけず、出来る区間は「道路を利用」する路面電車。土地の余裕のある所は軌道区間。それが持ち味。計画し易ければLRTにする必要はなく、市街地を出来るだけ残して出来るのがメリット。なのに、出てくる反対論は「おかしくねぇか?」ってのが殆ど。

 

 

こういうのが、諸々出ている「似非論理」の典型にしか見えないって事です。

環境問題と言えば「何でもあり」の論理構成。その典型が「発電しての電力化」。無駄の上塗りとはこのことで、EVなんてのは「日本に技術力で勝てない」欧米の「抵抗」以外の何物でもなく、全てが「再生可能エネルギー」で賄えるのであれば、まだ理解も出来るが、化石燃料を燃やして電力を調達してる現状で、エコでもなんでもない。まして、これだけ反対している「原発」を使ってやってるのが実態。なのに、これが環境問題の解決策だとでも言うように、日本を叩き、日本人の中の自称環境専門家までもが、ガソリン車やハイブリッド車を批判する。バカなの?

 

ゴミ問題は、なんだかしらないが「レジ袋が大問題」となり、有料化までされる始末。レジ袋の問題は、その処分のみ。高温処理すれば全く問題がないものを、途上国を中心とする「投棄」が問題なのに、それ自体を問題視するおかしな風潮。海洋プラスティック問題と全く違う話が「魚の中からプラスティック」が出てくる画像で紹介され、「これが問題だ」となる。

更には、再生だからと言う理由で、ストローまで紙製品。これを作るのに「プラストロー」との「コスト」「資源利用量」の差を示さずに、「これが有効」だと宣伝する。コンビニでは、「有料化する」事で正当化し、物販業の「商売としてのモラル」は破棄され、顧客に対して「これ有料っすけど、いります?」なんていう言葉遣いが蔓延する。これで利益を得たのは「環境問題」ではなく、有料化した「企業」のみ。環境への寄与なんてのは、ほぼない。それが実態。その陰で、これで飯を食ってきた企業は、根拠のない政策で淘汰された。

そもそも、レジ袋の「ゴミの総量に占める割合」なんてのは、1%もない。統計では0.4%。こんなのは「誤差の範囲」程度。まあ、「ないに越したことはない」程度の話。それが「社会の中で一斉に悪とされる」。

 

そういう思考が、LRTへの批判であり、この先も「環境問題」と言えば何でも許されてしまう風潮を誇張していると知るべき。

「どうやって暮らしていくか」

国民の、地域の生活者目線に環境問題の本質、費用対効果、諸々考えて「こうあるべき」方向性を示さず、なんでもかんでも反対の野党だから、こんなに「自民党批判」があるのに、「支持されない」と、いつになったら気が付くのか?

 

是々非々で、良いものには賛成し悪いものは対案を出す。

それが出来ない野党に存在価値はない。あるとすれば「何でも反対」で「それが存在理由」の共産党くらいなもの。そういうのは一定数いることが、ある意味で正常なので、まあ良しとしますが。

 

ここでも、「国をどうするか」の前に「自分たちの当選」だけが行動理由になるから、いつまでたってもこうなる。国だけじゃない、県でも市でも、まあ同じ程度。面白いのは、このLRTに対して、立憲や共産も「地方では反対」だが、国政では「方向性において自民党と同じこと」と主張している現実。総論(考え方)賛成・極論(現地では)反対の典型。

 

こんなことをいつまでやるのか。これだけを争点として、いつめで選挙をやるつもりなのか。宇都宮だって「他にも色々問題」や「解決すべき・議論すべき」問題はあるはずなのに。

 

せっかくの「ナイスアイディア」も、政治家に潰されるって・・・おかしな世の中です。

それで、なにが「ライドシェア」だよ。そんなのは、都会しか成り立たないってわかるでしょ、普通。住宅の「リバースモーゲージ」が良い例で、あんなのは「田舎じゃ荒唐無稽」なんだから。

そうやって、効果の低い事をやり続けているから、「クロネコヤマト」を見なさいよ。国の政策があてにならない事で、企業として「3万人のリストラ」で、生き残りをかけてやるんだよ。

 

まったく、「世間知らずの甚だしい」とはこのことで・・・

あてには、なりませんな。。。