昨日、当番だったので・・・この1週間が「長い」。。。
水・日休みのものとしては、6日も連続で出勤するなど、言語道断!・笑
という、バカなの?という書き出しは毎度のことで、まともじゃありませんよ、当然。
 
って事で・・・
先週、2回目のアウトレット「ふかや花園」へ行ってきました。
 

 

 

 

閑散とまでは言わないが、駐車場から敷地内、ノーストレスですね。飲食や一部の店舗はそこそこ入ってますが、恥ずかしいほどすいてます。大丈夫か?^^;

 

滞在もそここに、向かったのはアウトレットから車で2~3分にある、玉子屋さんがやっている産直なのか?というお店。世間では、今「たまごがない」と言うことのようですが、こちらは全く問題なく売ってます。色んな種類がありますが、「箱入り20個」のもので、500円です。いたって普通の価格です。安売りスーパーには及ばないものの、いたって普通の価格です。なので、実家へお土産?って事で、更には「常備」という事で、3箱購入。やっぱりスーパーのものとは一味違います。あくまでも個人的な感覚ですが。

 

鳥インフルから始まった「卵狂騒曲」。まあ、「ないものは仕方ない」と割り切って、それなりの対処で乗り切るしかないのですが、いずれにしても「政策の不備」が原因だとしたら、こりゃいかんと。

そんな折、今度は「生乳の廃棄」に、「乳牛の処分に補助金」だそうで、いったいどうなっているのか?と。

 

コロナ渦で需要の減った「牛乳及び乳製品」。未だ回復しないようで「余る」のは仕方ない。がしかし、である。

そもそも、国策として「生産量の拡大」を目指し、生産者にもそれを要求し、生産者は「設備投資」を行い、生産量の拡大を行ってきた、歴史がある。なのに・・・

 

これだけ、食料自給率の少ない国で「余ったから捨てる」だけでも「もってのほか」だが、「牛を減らせ」ってのは、正しい政策なのかね? まして、その補助金が「1頭15万円」。補助になってるのかね?・・・詳しい費用はわからないが。

 

余っているとは言っても、本当に余ってるのかね? 余ってるとしたら「使い道」を考えてないだけじゃね?と。

いくらでも、使える道はあるはずで・・・運営に苦しんでいる「子供食堂」なんての良い例だし、他でもあると思うけどね。そもそも、食料自給率が5割もない、農業弱小国でありながら、そんな余裕があるのかね?

 

戦後の、「猫の目行政」と言われた農業政策が良い例で、例えば「コメ問題」、典型的なのは「八郎潟問題」。今は亡き「食糧事務所」なんてのが出先機関として行ってきた政策の失敗の数々。

コメは典型で、作れと言ったり減反しろと言ったり、農業従事者をなんだと思ってんだ?という事を繰り返してきた歴史がある。そして今度は酪農従事者に試練を与える国の政策。

 

例えば、ヨーロッパの国であるフランスは「コメの生産者」に対しても補助して守っている。主食がコメではないフランスで、である。乳製品は言うに及ばず「食糧安保」の考え方からも「食料自給率」は守るべき政策として行っている。税金を、それに使う事に躊躇はない。

ちなみに、食料自給率が一番高い国は中国だと言われる。やろうと思えば100%も可能らしいが、どこへでも行って勝手に取ってる漁業生産品などは、それでいいのかね?ってのはあるが。

そんな中で日本は48パーセント程度。いや、直近の数字ではもっと下がっているだろう。要は「みんなで食べる半分以上が輸入品」と言う事で、だから今の経済状況に拍車がかかっているという事。買わなきゃ食えない。しかし円が安いので買えない。買っても高い。物価も上がり・商品も減ってくる。

 

がしかし、ここに至ってもそれに対応する政策をやろうとしない。いや、やろうとはしてるのだろうが有効的な政策が打てない。ウクライナ以降、値上げ品目は25000を超え、日本の経済力が低かったら、ハイパーインフレで「コンビニ支払いに札が束で必要」という、夢の話ではなく・・・となってもおかしくない状況。

 

そんな中で、「生乳を廃棄しろ」だとか、「乳牛を減らせ」だとか、とてもじゃないが「まともな思考」には、オレには思えない。食べたくても食べれない人もいる。いや「生活が苦しい」ひとなんていっぱいいる。

だったら、「国で補助して安く売る」とか、「国で補助して給食に使う」とか、「国で補助して介護施設・老人ホームで使う」とか、やり方はあるはずで、「緊急避難」と考えれば、そしてそれが将来にわたって「乳製品の安定確保」が出来るのであれば、何をおいてもやるべき政策のはず。

 

今や、岸田内閣の政策は「予算ありきではない」と言いながら、1兆円や2兆円、何でもないような大盤振る舞い。防衛費で増税するなら、酪農家支援で増税されたほうが、まだ意味は分かる。

ちなみに、オレは防衛費の増額には反対の立場ではない。国を守る事は絶対の正義であり、周辺諸国の状況をみても、やるべき事だと思っている。問題と感じるのは、予算の根拠が「増税のみ」って事。絞り出す税金は、増税しなくても出来ると思っているので。

 

金の使い方、必要な政策・・・

 

みんなボケてんのか?と、オレには見える。

 

 

たまごはありますよ、焦らなくても。買いだめしようとか、そういうことを考えなければ、たまごはあります。

安売りのたまごはないでしょうが、例えばオレのいる県内でも生産農家は結構あって、そこまでいけば確実に買えます。

 

本当に、有難い事で生産者には頭がさがりますね・・・便乗値上げなんて、一切ないですから。