ボクシングの、ある有名なチャンピオンがインタビューで記者に聞かれたこと。
「あなたは、どうしてそんなに強いのですか?」
それに対してチャンピオンは・・・「私は、負けることを知っているから」。
よく聞く言葉・・・「シルバーコレクター」。
負けることを山ほど知ってるはずが、勝ちきれない選手に対して使われる言葉。
さてさて、最早「禅問答」で、明確な答えはないようにオレは思いますが・・・あえて探すとすれば・・・
「反省の方向性が正しい」人は、負けを勝ちに変えられて・・・
「反省の方向性が間違っているは言い過ぎだが、明確ではない」人は、中々勝ちにつなげられない・・・
どちらも、きっと「技量は同じ」か、いやいや勝てない人のほうが「技量は高い」と思える。
だって、勝てはしないが崩れないのだから。
なんでも、どんな競技でもやってみればわかる・・・ずっと2位って、狙ってとれるものじゃない・・・
という事を。
要は、反省の中身の問題で・・・言い換えれば「生かせる反省」なのか?だと思われる。
考え方が間違っていないという事で・・・
「技量においてミスはつきもの」。藤田選手も言ってるように「ゴルフはミスのスポーツ」。
しかし、「判断・選択においてミスのない・少ない選手」が、トータルで優秀な選手となる。
野球でいえば、イチローなんてのはその典型でしょうね。
最近のゴルフを見ていると、このあたりを痛切に感じるのだが、如何なものか。
自分の立ち位置をしっかり認識し、何をどう変えていけば?というのが明確な選手は・・・
その言動・立ち振る舞いでもみえてくるとオレは思う。だれがどうか?は書かないが。
「行きますよ、こんなチャンスはめったにない」
と、色々考えてはいるのだろうが、結果を口にせず、勝ち負けを口にせず・・・
「全英」の切符を手に入れたときの、藤田さいき選手の言葉。
行くこと・行かないことのメリットデメリットは間違いなくある。
しかし、「せっかくの資格取得」を・・・生かさない選択は考えないらしい。
藤田選手らしいとオレは思う。
ここで、諸々(損得)考えるような選手なら、3年間シードを落とし、年齢も35を超えて、20前後の試合と化した・・
そんなツアーで「再シード」を獲得し、第一線で戦えないと、オレは思うので。
コロナもあるが、ここ最近・・・「行かない選択」の選手もちらほら。
それはそれでその人の選択。それで結果を出せる人もいれば、出せない人もいるだろう。
どこまでいっても個人戦。更には「自分の人生」。誰に何を言われようが、その人の自由。
考えてほしいのは、「今の環境」について。
何度も書いているが、その競技で一流の技量を持っているから「高額の報酬」を得られる訳ではないという、事実。
支える人がどれだけいるか?・・・よく「今まで支えてくれた人たちに感謝・・・」と、インタビューで聞きますが・・・
であれば、「その支えてくれた人たちの望み」も、何かの判断基準であってもいいのかな?と、オレは思う。
それをベースに考えての決定であれば、なんの問題もありません。
それが、間違っていようが、正しかろうが・・・その人の自由。
しかし・・・
そうやってきた、男子のゴルフツアーは「衰退の一途」であるという現実も間違いなくある。
これもまた、禅問答で・・・オレには正解はわかりません。
勝ちに理由なし、負けに理由あり・・・ノムさんだっけ?の言葉で・・・
オレなりの解釈をすれば・・・
何をしたから勝ったのではなく、何をしなかったから負けた・・・
技量が同等程度であれば、そういう事だと。
要は・・・負けるべくして負ける。
勝つべくして勝つってのは、ないという事。よく使われる言葉だが。
このあたりが・・・
負けから学ぶべき「反省の中身の問題」だと、オレは感じるのだが・・・
さて、如何なものか。