知る・慣れ、という事。 | クズで何が悪い!

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場末の飲み屋の酔っ払い程度の「なんでもかんでも言掛り」です。

今、盛り上がってるラグビーに関して、一番言われることは「ルールがわからない」。マスコミまでもが、この意見を肯定します。そして、「にわか」を擁護したりします。「にわか」に関しては、オレは否定は致しません。そういうものですから、特に日本人は。あのハロウィーンの騒ぎっぷりなどは代表的で、「本来の」という事より、「なんだかお祭り騒ぎで楽しい」、それを優先する国民性ですから。そして、そんな国民性も否定はしません。唯一言える事は、自己責任で他人に迷惑かけないでやれ、って事だけで、破壊など犯罪的な行為は慎んで頂きたいと、それだけです、

 

話はそれましたが、「ルールがわからない」のは、ラグビーに接する機会が少ないから、致し方ない事で、見慣れれば、日常的なれば難しいものではありません。例えば、日本人は「野球」に対しては、触れる機会も多く、昔から「ナイター」は茶の間の定番だった、家が多かったでしょう。だから、興味があろうがなかろうが、親父の権限で「見させられた」結果、少しはわかるようになる、それだけの事です。

現に、野球の「ストライクは3つ・ボールじゃ4つ」ってルールを、どうしてそうなのか?を説明できる人は、まずおりません。更に、「ストライク3つでアウト」っていうルールも誤解してる人が多いです。それは、「三振」という日本語に由来するのですが、3つ振ってアウトにはなりません。ストライク3つでもアウトになりません。ストライク3つで、バッターはそれ以上打席に立てないという事、そのバッターにボールをタッチもしくは1塁ベースにタッチすることで、やっとアウトに出来ます。よく、「振り逃げ」なんて言葉で少年の頃から教えられますが、あれほどいい加減な言葉はなく、振ろうが振るまいが、その時点ではアウトになりません。が、このルールを知らない人は結構いて、その中には「野球通」どころか「プロ」もおります。かなり前ですが、TVでその間違いを犯したプロ選手・・・おりましたから、

 

なので見慣れてないから、わからない・難しいとなるだけで、他のスポーツを比べて特別に難しい訳ではありません。アメフトと比べてどうですか?サッカーと比べてどうですか?って事です。

簡単に言えば、ラグビーは「陣地の取り合い」です。サッカーはゴールにボールを入れる事で得点となりますが、ラグビーは陣地。なので、サッカーのようなゴールはなく、ゴールラインを越えればどこでも得点です。その後に与えられるコンバージョンだけは、ゴールポスト内と決められていますが、トライはどこでもOKです。

そして、陣地の取り合いに対して一つの大きなルールは、ボールを持っている選手以外は、ボールがある地点から自陣側でのプレーしかできません。なので、攻撃のラインはボールを持っている選手を先頭にして自陣側に下がった位置に並びます。(ディフェンス側は横一列、攻撃側は斜めに下がる様な陣形となります)。ボールを持っている選手は前に進むことが出来ます。そして、ボールの前でプレーすることが出来ませんから、ボールを前にいる選手にパスする行為は禁止されています。(スローフォワーとドという反則)。また、そのルールの延長線上のルールがノックオン(前に落とす行為)です。前に投げてはいけないので、前に落としてもいけません、という事です。

オールを所持する選手より、その前の位置にいる事も原則的には「オフサイドの位置」ですから反則ですが、進行上それを全部反則では成り立ちませんから「いない事」にしています。なので、その位置にいる選手はプレーする権利が」ありません。よく、両手を挙げてプレーしませんと、意思表示したりします。仮にプレーすれば、オフサイドの反則になります。これは、ディフェンス側も同じで、自陣からみてボールより相手側に入ってディフェンスすることは出来ません。これもオフサイドで反則です。考え方としては、攻めるほうも守るほうも、「待ち伏せは禁止」という事で、サッカーも同じでしょう。

要は、獲得したボールを、自陣からボールを前に投げることなく相手陣のゴールラインまで運ぶ、これがラグビーです。ただし、蹴って進む場合は前に蹴っても問題はありません。なので、キックを多用する場面が結構あります。また、最近主流の「キックパス」は、これを利用した攻撃で、キックは前に蹴ることが許されてますから、蹴って味方へ渡す。そして、投げるより距離もでると言う事ですが、これにもルールの壁があり、キックを蹴る選手が、ボールを蹴る前に「オフサイドの位置」にいてはいけない、言い換えれば、前で待っててボールを受けてはいけない、となります。ですから、「蹴った時点」では、蹴る選手より、自陣側(後ろ)にいて、蹴った瞬間に走り出す。ボールがオフサイドの基準点ですから、ボールを追いかけるのはいいですが、待ち伏せは(前で待ってる)は、反則となります。

 

というように・・・全てのルールの基本は「陣地の取りあい」を原則とする、陣地に対する「オフサイド」(居てはいけない位置)と、ボールを前に(相手陣に)投げてはいけない事、この二つが大きな考え方で、あとは、これを守るために、またボールの取り合いに関してルールが決められています。

それ以外でよく目にするのは・・・

身体が倒れたままプレーしてはいけない。倒れたらボールは離す。これに対しては、ボールを離さなければノットリリースザボール。ボールを寝たままプレーしたり、相手のボールを取りに行けばハンドの反則。寝たまま動かないで相手の邪魔をすればノットロールアウエイなど。

この程度がわかれば、十分楽しめるはずで・・・ボールを持ってる選手以外にはタックル出来ないとか、相手を故意に邪魔するなどは、詳しい人でも瞬時に判断するのは難しいものです。まして、TVやスタンドの離れた位置では。なので、流れでなんとなく見て覚える、それで十分だと思います。

 

スポーツのルールに関しては、面白い経験があります。

これは大学1年の事。オレら世代は、ほぼ野球少年ですから、他のスポーツをやってる人も野球の簡単なルールはみんな知ってました。いや、そう思い込んでいても、間違いだとわからないくらい・・・でしたが・・・世の中広いもんです^^;

オレの大学は、一応「ミッション系」でしたので、「教会の子」ってのも、一定数おりました。珍しくないくらいに。大学1年の同じクラスに、その「教会の子」がおりまして、普段は違いを感じませんでしたが、体育の授業でソフトボールをやった時、その子は周囲が驚愕の行動をとりました。なんとその子は、打順が来て打席に入る、ここまでは正常。次にまず、「どっちでもいいの?」と、そばにいたやつに聞きます。「はぁ?」意味が分からず固まっていると、「打つ場所はどっちでもいいの?」と。。。そうです、右利きとか左利きとか関係なく打席はどっちでもいいのか?と聞いていたのです。みんなが、「こりゃ知らないんだ」って事で、「お好きなほうで」と言ったら、右打席へ。その理由はあとで判明します。しかし、握り方は反対。このあたりはご愛敬で。次の瞬間、バットになぜか?ボールはあたり、懸命に「3塁」めがけて走り出しました。

一同、「唖然」。。。

ま、みんな若い時分のことなので、「何やってんだよ、1塁だよ」で、笑って済ませ・・・その後、「野球知らないの?」と聞いたら、その答えに一同唖然・・・「初めて見た」。。。なんでも、自宅にはTVもなく、ラジオもあまり聞かず・・・そういう生活だそうで・・・「みんなの見て、同じことをしようと思った」そうで、右打席も「3塁に近いから」だそうで・・・呆れるより、聞いてるほうは新鮮でした^^;;;

がしかし、悪人(俺じゃないよ)の一言で・・・大笑いしちゃって、悪いことしたなぁ・・・と今でも思います。その一言は・・・

 

「TVもラジオもなく、遊びもしないで、この大学かよ?」・核爆

 

一同は大笑いでしたが、きっと彼は、その時間を勉強にあてた訳じゃなく・・・

聖書でも勉強したり、オレら凡人には理解できない時間の使い方をしてたのでしょう・・・

なんたって、「教会の子」ですから。

オレらには信じられないような・・・そういう事もある訳で・・・という、よい経験が出来ました。

 

なので・・・ルールの理解は、自分の経験値に対する結果というだけの事で・・・

ラグビーが難しいのではなく・・・すべて、「慣れ」だと思います。

 

だから・・・

 

ラグビーを一般的な興味の対象に発展できなければ・・・

いつまでも、同じ理由で敬遠される、そういう事でしょう。

サッカーだって一緒で・・・ゴルフだって一緒・・・

 

一人のアイドル?英雄?が出現するか・・・

皆が楽しめる対象にならない限り・・・一過性のものでしかなく・・・

だから、協会の今後の対応が大切で・・・

 

ルールが難しい=発展の可能性がある

と考えて・・・もっともっと、ポピュラーなスポーツになって欲しいと思います。

 

習うより慣れろとはよく言ったもので・・・

あの、アイフォンだってそうでしょう・・・取説を廃止したくらいですから。

 

そういう事で・・・お願いします。

ラグビーは、あれほど見てて迫力があるスポーツは稀ですから・・・

しかも、生身の体で。