スキャニング(取り込み・スキャン)について | PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】

スキャニング(取り込み・スキャン)について

こんにちは。ハチです。
昨日、少しネット上で捜し物をしていて、偶然見つけた記事の中に、
「印刷屋さんで、手書きのチラシをスキャニングして印刷してもらえなかった」という記事を見つけました。(少々内容は変えてあります。)

その方の内容にふれるということではないのですが、スキャニングのお話をそういえばしたことはなかったな、と思いまして、書かせていただこうと思いました。

通常、私どもではデータでのご入稿をお願いいたしておりますが、手書きだったり、以前印刷したものしか手元にない、という場合があります。
そんなときは、その実物を送っていただき、私どもでフラットスキャナを使い、そのものを取り込み、一度お客様に内容をご確認いただいてから作業をすすめる、という方法があります。





このスキャニングは、注意点があります。
まず、サイズ。
お客様が作成された台紙(手書き原稿や画像として取り込む元)は、だいたいが規格寸法で作ってあることがほとんどです。
その場合、塗り足しを作ることができないため、私どもで少々拡大させていただき、断裁のときに白がでないようにします。
ですので、若干取り込み元の台紙のイメージより、ほんの少し、中身が大きく感じます。

次に、色。
やはり、一度印刷したものや手書きを機械で読み取りをするため、色は変わってしまいます。
機械の性能や、機械の状態、明かりの状態で色が変化するため、印刷元のデータと「全く同じ」にすることは不可能に近いです。
手書きの原稿を、寸分違わずにもう一度手書きすることが難しいのと同じです。
また、カラーで作成された場合は、その色をあくまでも機械で処理し、近い色、と判断された色で印刷されてしまうためにまじまじと眺めると色が違うこともあります。

まして、色に特色 や、蛍光色・淡い色が使ってあったり、細い線などがある場合、お客様の意図したような仕上がりにならないこともあります。

最後にゆがみ。
紙は、水に濡れたりすると若干縮みます。
手で握ってしわができても縮んだり伸びたりしますよね。
ですので、人が触ったりすると、見た目にはわからなくてもゆがみが出ている場合があり、これも刷り上がった後にまじまじと見ると少し模様の感じが違うことがあります。
それと、パンフレット印刷は、一度綴じてあったり、折ってあるものをのばして取り込むため、取り込みの時にゆがみが出ることもあります。(紙の癖もありますが)
また、元に汚れが付着していたりしたら、そのまま取り込まれてしまいます。

あくまでも、現物を「写真にとる」ようなものですので、全く同じものではないのです。

スキャニングで取り込む作業には、このような点が注意事項になります。

不明な点はどしどしご連絡くださいませ!!