アザラシは海豹
イルカは海豚
ウニは海胆
エビは海老
オゴノリは海髪

海は母音

海とは産み
海とは生み


母なる海に囲まれし日本


この日本から
今、ここから

今、日本から
今、世界へ

➖今、世海へ➖



三十六時間勤務を終え、
勤務先のタワーを出た時、
ふと牛丼を食べようと思い立った。

確か近くにあったと聞いていたので、
聞いた通りに中央通りを歩み行く。


僕は基本的にスマホのマップを使わない。

いわゆるGoogle先生とやらを殆ど使用しない。

理由は一つ。

地図を見るんじゃ無い。
世を見るのだから。


少しして神田駅に着いた。

ものすごく近い事に今更ながら驚いた。

ここまでの道すがら
お稲荷樣に遭遇。


こちらのお稲荷樣。


なんか怖かった。

『早くやれ』
と愛在る脅しみたいな威圧を感じた。


日本橋界隈をホームだと思っていたが、
僕の勤めるタワーが異常に氣にいっているだけで在るように感じた。


地が僕を導く。


神田駅を通り越し
少し歩くと
【万世橋】
なる橋に行き着いた。



前記事で
万葉集について触れたが
本日、たまたま万世橋に遭遇した。

僕が引き寄せている?
何かが導いている?
言葉を具現化している?

いずれにせよ
僕は万世橋を渡った。

ところで
牛丼屋はどこに在るのだ❓



関東大震災で
東京の復興の為に男たちが
心を一つにした震災狩り。

僕はもう半年くらいしていないが
ここでその拠点に辿り着いた事を知る。



当てもなく歩くと
五軒町。

やはり五なんだな
と思う。


知らず知らずに
神田明神裏参道に遭遇。



階段を登ると大きな烏🐦‍⬛が一羽、
すぐ傍らの樹にとまり
激しく鳴く。

氣になってしばらく烏を凝視。

それでも構わず半分まで登ると
もう一羽の烏が飛んできて
目の前の樹にとまる。

振り返ると
最初の烏が激しく鳴きながら
激しく足元の自分がとまっている枝をつつく。

『分かったよ』
と僕は心で呟き
半分まで登った階段を踵を返し降りる。


烏は鳴きやんだ。

通せんぼしていた烏は飛び去った。


少し行くと階段があったのでそこを登る。

登り切った所に銅像があった。




此度は三を僕に告げる。

そしてここは千代田区だそうだ。


千代とは千世。
つまり
千葉。

千葉県の読み解きとリンクする。

答え合わせ❓
引き寄せ❓
導き❓


そして
正門より神田明神へ。




大國主は八。

神田明神と言えば八。

八雲神社も銭形平次(ガラッ八)も素盞嗚尊も居られる。

八。

國津神。


そういえば
末広町駅の入り口を通過して歩いてきたっけ。

末広がりの八を町(待ち)。


《続く》