こんにちは、ShuOkamuraです。
プレゼン上達のコツは自分が主役になるのではなく、お客様が主役ですよ。といったことを何度かお伝えしてきています。
第2回:あなたが勇者になってはいけない
ああ、そうか。お客様が主人公だからお客様に喜んでいただければいいのか!
自己満足で終わるプレゼンではなく、お客様に意識を向ける。これがプレゼン上達の第一歩です。それができるようになれば、次のステップに進んで行きましょう。その次のステップが
お客様のお客様を喜ばせる
という点です。私はプレゼンの勉強を兼ねてオーディションを見たりするんですが、オーディション系のプレゼンがまさにここで合否を分けているんです。
オーディションというとアイドルや歌手のオーディションもありますが、出版や研修講師などのビジネス系のオーディションもありますよね。
そういったオーディションでやってしまいがちなミス。それが、目の前の審査員を喜ばせようとしてしまう。ということなんです。
特にプレゼンを行う際に、やたらツカミを意識しすぎたり、その場を盛り上げようとしすぎたり。。。その場限りのプレゼンであればオッケーなんですが、審査員は常に「この人を採用したらウチのお客様は喜んでくださるだろうか?」という視点で見ているんです。
そうすると・・・
このノリはウチには合わない
面白いけど要らない
私は満足だが私のお客様は満足しない
こういった結果になってしまうんです。
オーディションの審査員の目がいつも厳しい理由は、「私は面白くても、私のお客様が面白いと感じるかどうか」を常に一歩引いた視点で見ているからなんです。
これって普通のビジネスプレゼンでも同じですよね。B to Bでのプレゼンでは、相手にとってのお客様が必ずいます。例えお客様のお客様に直結しないプレゼンであっても、そこまで見通したプレゼンでないと本気度が伝わりません。その意識があると、
このシステムを導入することで、社員の残業が減りコストを削減することができます。
で終わっていたプレゼンが、
このシステムを導入することで、社員の残業が減りコストを削減することができます。これまで仕事に追われていた社員1人ひとりにも余裕が生まれ、お客様に対する接し方も丁寧になります。これがお客様のリピートを生むことになり、いいサイクルが生まれるんです。
みたいな話に発展させることができるようになります。
ここ重要なんで大きな文字で書きますが、
意識が目の前のお客様で止まっているとそれまでの話しかできませんが、お客様のお客様まで見えていると、先を見据えた話ができるようになります。
話し方って大切ですけど、どこを見据えて話しているのかってのはもっと大事です。
あいつは話し方は上手いけど、内容が薄いよな
と言われるか
あいつは話し方はそんなに上手くないけど、よくウチの事を考えてくれているな
と言われるかです。
その違いは
お客様のお客様まで見えているか
たったこれだけの違いなんです。
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