プレゼンは早く作った方がいいということを昨日の記事でご紹介しました。
では、なぜプレゼンは早く作った方がいいのでしょうか?
例えば会社で「では○○の件について、皆さん調査して報告をお願いします」というような課題が出てきたとします。こんなとき、あなたならどれくらい調査に時間をかけて報告しますか?
これを調査を依頼した側の立場に立って考えてみると少しヒントが見えてきます。
今回の依頼内容については、だいたい3日くらいで報告が来るだろう。と予測していたとします。ただ依頼した際にはいつ頃までに報告して欲しいという期日は示していません。
ここで、次の3つの報告があるとします。あなたならどちらの報告が最も信用できますか。
一見、2番目の報告が良さそうですね。予想通りの3日での報告ですし、完成度も100%ですからね。では本当にその通りなのでしょうか。ここで1つポイントをご説明します。
この依頼側が「3日くらいで報告してくるだろう」という予想を「期待値」と呼びます。
つまり3日で報告をしてきたということは、期待値通りだということになります。あとこの100%の完成度も期待値と言えますね。なので、2番目は期待値通りということになります。そういった観点で3つの報告を比較してみると、
こんな感じになりますね。1番目は報告が期待値以上でしたが、内容は期待値以下でした。これをどう判断すればいいと思いますか?
期待していた時間よりも早く報告があったということは、その分、1回ラリーができたということになります。つまり1回目の報告で不足している点、認識が違っている点を修正し、精度を高めることができるんです。
では3番目はどうでしょうか。時間は期待値以下でした。となると注目されるのは内容です。つまり時間がかかっている分、期待を上回る120%の内容のものができるかもしれません。ここでもう1つ重要な点があります。
このように時間をかければかけるほど、依頼側の期待値は大きく膨らむということです。
つまり、時間をかけて期待値通りの内容を報告したとしても、依頼側は少し残念だと思ってしまうんです。時間をかけたのにその内容かい。って感じです。
最後に内容について、ほとんどの場合は依頼側の期待する内容を100%満たす報告はできません。少し認識が違ったり、さらなる要望が出たりするのがほとんどです。なので実際のケースでは2番目の報告のように内容が100%となることはほとんどありません。
そういった点から総合的に評価すると、やはり報告は早い方が信頼されやすくなります。これが仕事に関する依頼だった場合、仕事も早いという期待もできますよね。
発表日が決まっているプレゼンテーションでは、その日に向けて精度を高めていけばいいですが、決まっていない場合は、できるだけ早くプレゼンの機会を相手と調整することが望ましいです。スピード感がある人は本当に信頼されますよ。
◆ShuOkamuraのプレゼン関連サイトもあわせてチェック
プレゼンテーション総合サイトはこちら
YouTubeプレゼンチャンネルはこちら◆読者登録まだの方はぜひ登録をお願いします
