上海在住 グラフィックデザイナー 慶松順子さん | スピリチュアル的ビジネス未来浴~「魂の喜び」と「経済的な自由」を同時に手に入れる~

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東京でグラフィックデザイナーや写真の仕事をしていた慶松さん。(以後、"けいま"と呼びます)30歳の時に単身上海に渡り、今年で6年目に突入しました。彼女とは高校生からの付き合いですが、今回はめったにしない、まじめな話しをしてみました。


インタビューのチカラでHAPPYになる! 


リサ(以後、R): 上海に行くことになったきっかけは何だったの?


けいま(以後、K): きっかけは偶然の出会い。当時、ルームシェアをしていたんだけど、そこのルームメイトの知り合いが上海でフリーペーパーを作る仕事をしていて、たまたまグラフィックデザイナーを探していて。それが当時の社長だったんだけど、ホームパーティーで初めて会って翌日面接。そして、その1週間後に自分で実際に上海に行ってみて、“ここなら住めるかも・・”と思ったのがきっかけ。



R: でも、30歳過ぎてから上海に行くってかなり勇気がいるよね? 


K: そうそう。ちょうどその時、ほかにも日本の大手企業と英語を活かせる企業からも就職の話しがあったから、1週間は迷った。 




R: ちなみに、その3つの選択肢の中から上海を選んだ決め手は何だったの? 


K: 私はいつも迷ったときには、全部のメリットとデメリットを書き出すのね。その中で、上海に行くのが一番、自分っぽいな~と思ったから。 


R: 自分っぽいっていうと? 


K: 面白そうなニオイがするな~と。あとは前向きな感じ。 


R: 前向きな感じ? 


K: 実は、上海が一番デメリットが多かったの。たとえば、待遇が悪いとか、言葉が通じないとか、好きな人と離れ離れになる、とか・・。でも、逆にそれはポジティブに考えると、海外で仕事ができるし、中国語も憶えられるし、違う環境に身をおくっていうのが自分ぽいし、守りじゃなくて攻め!!という気がしたから。ほかの2社は完全に守りだったから(笑)


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 とてもパワフルに見えるけいまですが、20代前半の頃に約2年のイギリス留学を終えて帰ってきた時に「ある出来事があって、すべての価値観を覆され心身共にボロボロ」になり、引きこもっていた時期があったのだそう。そこから立ち直った「きっかけ」は、大好きなおじいちゃんと共同で開催した「おじいちゃんと孫の写真展」でした。

大概のことは忘れてしまうというけいまが(笑)、その時に飛び込みで来てくれたお客さんとの会話や、大阪からわざわざ来てくれた友人のことは今でもはっきり憶えているそうです。




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R:「じゃあ今までに、“これはがんばった!”とか“やりとげた!”とか、何かで達成感を感じた出来事ってある?」


K:「ないんだよね。(←即答!笑)」


R:「え?(笑)」


K:「こればっかりは申し訳ないんだけど、今までデザイナーもそうだし、写真もそうだし、苦労した記憶がないんだよね(笑)。気付いたらデビューさせられてた、みたいな。大変は大変だったんだけど、基本、楽しいからやってるわけで、苦労して何かをやったという記憶がない。苦しい思いをした、とか修行みたいなことでしょ?」




R:「修行までいかなくてもいいんだけど(笑)、“やったぜー!!”とか“絶対無理だと思ってたことができちゃった”みたいな出来事とかもでもいいんだけど。」



K
:「あ~、そういうことなら、前職の外資系の大手広告代理店から採用の連絡が来たときかなぁ。Ogilvyっていう会社なんだけど、夢のまた夢のような会社で、まさか入れるとは思ってなかったから、そこに入れたときは夢のようだったな。」




R:「1年後に連絡が来たの?」




K:「そうそう。そこはゲリラ式に履歴書を送った会社で、最初はその会社が何をやってるのかよく知らなかったんだけど、そこのディレクターが超有名な人でメディアによく出ていたので、試しにそのディレクターのフルネーム+@ogilvy.comで履歴書を送ったら、本当に送信できちゃって(笑)そしたらその人の秘書から連絡があって面接に呼ばれたの。」




R:「すごいね!それでその時は不採用だったの?」




K:「うん。そこはマーケティングをやってる部署だったので、私はグラフィックデザイナーで仕事探してたし、マーケティングの知識はなかったから、その時は不採用だった。そしたら1年後にその会社から“慶松さんにぴったりのポジションがあいたんだけどって連絡がきて。あるとしたらその時かな。」




R:「その連絡が来たときはどう思った?」





K:「今さら?!って思った(笑)」





R:「それにしてもすごい強運だよね。運だけじゃなく、けいまが何か持ってるからなんだろうけど。」




K:「強運っていうか、ほんとにたまたまだったと思うけどね。でも、もし何か持ってるんだとしたら、“動く”ってことかな。とにかく動いた方がうまくいく!待ちじゃなくて、攻め。」



R:「なるほど。けいまらしいね。じゃあ、今、彼と会社を設立してこれから上海でやっていくと思うんだけど、今後どうなりたいとか理想像みたいなのはある?」





K:「それもよく聞かれるんだけど、5年後、10年後のことが想像できないんだよね。ちょっと先のことは考えられるけど、来年どこで何してるかもわからないし。すごい成功したいとかも思ってないし。」





R:「じゃあ今後生きていく中で、これさえあればいい、これだけは外せないと思うものはなに?」




K:「リー。(←即答。婚約者の名前です。)彼がいてくれればいい。逆に彼が一緒にいない人生は考えられないね。」



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 というわけで、最後に、けいまの描く幸せな未来を五感を使ってイメージしてもらいました。

そこには、オーストラリアの自宅の庭でBBQをする幸せな家族がいました。青い芝生の庭には洗濯物がはためき、心地よい音楽とお肉の焼ける匂い。オージービールを飲んでゴキゲンなだんな様と、庭を走りまわる黒髪のやんちゃな男の子。そして、愛する息子の名前を呼びながら追い掛け回すけいまの姿。


この光景が現実になる日も近そうですね。


けいま、素敵な時間をありがとう!