じじが死んで
一週間と三日
正月に元気に話してたのが嘘みたい
じじに早く会いたくて
タクシーに飛び乗って
電車に乗って
はしってはしって
バスに飛び乗った
病院についたときには
呼吸器が口についてて
意識はなかった
もう会話も出来なかった
手を握れば
微かに握り返してくれる
元から悪い足は細くて冷たくて
熱があるはずなのに足だけ冷たくて
それっきり
もう話せなかった
一緒に干し柿とか食べれなかった
泣いても泣いても止まらなかった
じじは天国にいっちゃった
今頃ばばと幸せに暮らしてるんだろうな
苦しい顔せずいったことがせめての救いだと思う
一番可愛がってくれてありがとう
春にまた会おうねって約束したのに
叶わなかったね
じじ大好きだよ
ずっとずっと
ありがとう